ロシア・南オセチア訪問記9
5月21日、愛国者政党会議事務局の計らいで、モスクワ郊外にある「戦車博物館」へ見学に行きました。
ここには、第一次世界大戦で初めて戦場に戦車が現れてから、
現在までの主に旧ソビエト、ロシア製の戦車(実物)が展示されている博物館です。

我が国では先ず考えられない博物館の存在ですが、
外国の軍事に対する向き相方を考える上で参考になります。
尚、画像は、この日デジカメのバッテリーを充電したままホテルに忘れて来てしまったため、
写メによる撮影となり、これまでより格段に画質が落ちていますが、ご了承ください。
しかし、戦車ってデカイなー、という印象が一番ですね。
大戦当時、良くこんなものが大量に戦場に投入され、激しくやりあったものだなと思います。
ロシア製だけでなく、第二次大戦中のものなら、
米英独仏など、現代のものならそれに加えチェコ製や中国製ものまであります。
まさに「戦車博物館」!。
どうも、第二次大戦ものでは、趣味でドイツ製の戦車に目を奪われてしまいます。
いわゆる東部戦線で鹵獲したものと思われます。
余りに大きな鋼鉄の塊。二階建てような印象を受けます。
現代の戦車に比べると、無駄にデカイところもあるかもしれません。
旧ソビエトでいうなら、ロシア革命で国家が成立して以来、第二次大戦の独ソ戦開始まで、
革命の混乱から24年でこれだけの兵器を生産できる工業力を作り上げたわけですから、
政体が変わっても、こうしたことはロシアという国の潜在能力を物語っているのかもしれません。
そういう意味で貴重な資料を目にした気がします。