来る参院選、我らの選ぶべき道は?(その1)
政治資金規正法違反事件に関連し、
民主党の小沢幹事長がいよいよ検察による再度の任意聴取に応じざるを得ないところまで追い込まれ、
一方鳩山総理も普天間基地の移設問題に関し、
アメリカとの約束でもあったはずの、
今月中での決着は困難との見方を初めて示すなど、
現連立政権の迷走ぶりも、
ここにきていよいよ末期症状を呈してきた観があります。
こうした政局の混乱は、
当然のことながらあと2ヶ月と迫ってきた次期参院選に影響を与えないはずがなく、
その勝敗の行方は、
かねてから現内閣の予想以上の売国政権ぶりに激しく批判の目を向けてきた弊会に取っても、
到底無関心でいられることではありません。
次期参議院議員通常選挙を迎えるにあたり、
私たち一人ひとりが取るべき投票行動とは、
一体どのようなものであるべきか。
未だ私たちの政治意思を全て託すに値する有力かつ統一された民族派政党が生まれてはいない以上、
そこには当然、それ相応の知恵が求められることになるのは言うまでもありません。
自らの政治意思を示すに際し、私たちが心がけるべき第一のこと。
それはまず、今回の選挙における最も重要な争点は、
「政治とカネ」の問題でもなければ景気回復の問題でもなく、
あくまでも「夫婦別姓」と「在日外国人参政権」にこそある、ということです。
そして第二に心がけるべきこととして、
前述のテーマこそが最重要争点である以上、
私たちは、既存の与野党の区別にこだわる必要は無い、ということも言えます。
すなわち、たとえ野党であっても公明党には絶対投票するべきではなく、
逆に与党であっても、国民新党にはむしろ積極的に投票するべき、ということです(次回に続く)。