第103回「一水会フォーラム」が開催されました
3月18日(木)、新宿区高田馬場のホテルサンルート高田馬場で、
第103回「一水会フォーラム」が開催されました。
今回の講師には、麗澤大学教授・思想史家の松本健一先生をお迎えして、
「日本のナショナリズムについて」と題してご講演をして頂きました。

今年で100年を迎える「日韓併合」にちなんだナショナリズムのお話は、
参加者も深く感銘を受けるものでした。
特に、黒竜会の吉倉汪聖という人物についてのお話はナショナリズムについて考えるとき、
極めて重要な視点を提供するものでした。それは、排外主義に陥ることなく、
他国のナショナリストの心情を、自らがナショナリストであるがゆえに、理解し評価できるというものです。
だからといって相手に寄り添うのではなく、己を忘却することもない。
いわば、このバランスの妙にナショナリストの本分を見出すということです。

こうした長年に渡る松本先生の研究成果に直に触れることができた絶好の機会となりました。
松本先生にはその後の懇親会にも参加して頂きました。松本先生、ありがとうございました。
詳細は「レコンキスタ」4月1日号でお伝えいたします。