地検特捜部が小沢幹事長を不起訴へ
・地検特捜部が小沢幹事長を不起訴へ

2月3日(水)、民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、
地検特捜部は、拘留期限を迎えた衆院議員の石川知祐容疑者と、
元公設第一秘書の大久保隆規容疑者を起訴し、小沢氏については嫌疑不十分で不起訴処分としました。
特捜部は小沢氏が石川容疑者と虚偽記載を共謀した疑いが強いとみて捜査を進めていましたが、
大久保容疑者等が小沢氏の関与を否定した他、
石川容疑者から小沢氏の積極的関与を示唆する供述を得られなかったことなどから、
公判での有罪を立証することが難しいと判断したと見られます。
小沢氏は、法的には違法に問われることがなくなった訳ですが、
道義的問題は解決していません。「全て秘書に任まかせていた」ということで、お咎めはなかったわけですが、
そういえばいうほど、秘書に対する監督責任を問われることになります。
自らの足元から出た不始末をどうつけるのか、それを忘れてはなりません。
弊会は今後も政治主張や道義の観点から、小沢氏と対峙を続けます。
・トヨタの新型「プリウス」からもブレーキの不具合

米国で販売していた8車種がリコール対象となり、大きな損失が予想されるトヨタですが、
国内でも新型「プリウス」のブレーキに不具合があるとして、
2月3日、販売店を通じて自主改修などの対応を始めました。
今年1月の出荷分にはすでに対応が出来ているとのことですが、
トヨタの「安全神話」に嫌な影が射しています。
日本の「ものづくり」の現場はどうしてしまったのでしょう。早急な、復興が望まれます。
・朝青竜が引退を表明

2月4日、大相撲の横綱・朝青竜が引退の記者会見を開きました。何かと素行が問題になる朝青竜でしたが、
今回は、写真週刊誌で、酔って知人の男性を殴ったとと報じられ問題化していました。
会見の冒頭では「大変お騒がせして、責任を取って引退しました」と涙を見せました。
この件についてはモンゴルでも大きく報じられ、引退するほどのことではないとの同情論も出ています。
確かに、実力では文句のない力士だったと思います。
しかし、日本の国技である相撲の横綱である以上、強ければよいのではなく、品格も求められます。
大相撲では、集客も大事かもしれませんが、力士の品格にも目を向け、
徹底した指導を行ってもらいたいものです。