溺れる犬
1月6日、反捕鯨団体「シー・シェパード」の所有する高速船アディ・ギル号(ニュージーランド船籍)が、
南極海で日本の捕鯨調査船第2昭南丸に接触し、大破するという事故が起きました。
無論、単なる事故ではなく、いつも通りのシー・シェパードによる妨害活動であり、
第2昭南丸に過失はありません。
事件に関する動画・写真は、財団法人日本鯨類研究所公式サイトやYouTubeでも観れますが、
アディ・ギル号が第2昭南丸の側面に自ら突撃し、勝手に大破した様子です。
アディ・ギル号は一時「沈没」と報道されていましたが、
沈没などしておらず、航行不能のまま放棄され、油を垂れ流しながら漂流しているという有り様で、
「環境保護団体」が聞いて呆れる醜態を晒しています。
そうしたことから、シー・シェパードに同情的なオーストラリアでも、彼らに対する反感が強まっており、
シドニー・モーニング・ヘラルド紙の社説等でも、
シー・シェパードの行為を「違法すれすれの極めて危険な遊び」と非難し、
日本側の「防衛的措置は合法」とする見解を示しています。
もとが、自己満足の言い掛かりですから当然と言えるでしょう。
各国からも、「鯨を利用して儲けている」との非難を受けています。
稚拙な海賊ごっこもいい加減にしてほしいものです。