昨年の入学する前の保護者の招集日。
先生から
『カーリングママにならないように』
との、お話がありました
ご存知の通り
(知らなかったらごめんなさい
)わたしは子の通る道に、
わざと障害物を投げ込むような親であり
わたしが生きているうちに
なるべく、苦難を乗り越える智恵や術を
身に付けて欲しいと思っている。
だから、ワタシは心配御無用だ
！《カーリングママ》どころか
《障害物設置ママ》なのだから。
我が家の姉妹の学校のイメージというと、
通うまでは、
“過保護”のような感じだったが
実際はかなり、体育会系だ
運動会なんぞは、
学年対抗なので、
各学年、下剋上を掲げて
必死に上級生にくらいついていく
こ…ここは……男子校
と、思うようなバトルが
目の前で繰り広げられる。
なんたって、
たかだか運動会だよ
と、こっちが突っ込みたくなるくらいの白熱ぶりで
下剋上が、達成されれば
倒した下級生も
倒された上級生も号泣だ
(それを見てる親もまたもらい泣き)
本当に入学してから
いい意味で、
イメージを覆されることばかりだった。
そして忘れもしない、
はじめての保護者会で言われた
我が子の進む道を、せっせと整えるようなカーリングママにならないようにという
子離れを促す言葉。
『もう、お母様、充分でございます。
どうか、お子様から離れてください』
と、ハッキリ言われるのだ
離れたくて仕方のなかったワタシは
心の中で、万歳三唱を、叫んだものだ。
喜びいさんで、離れすぎて、『もう少し寄り添え！』と言われることになろうとは、この時まだ、知らない
ﾍﾍｯ忘れ物は
取り次ぐことはしないので、
絶対に持ってこないように念を押された。
子が自分で解決するのだ。
それでも、
とっても
あたたかい学校前に長女が、箸を忘れた時などは
(これは、ワタシの入れ忘れだね
)一声掛けただけで、十数膳のお箸やフォークが、集まったらしい。
長女の誕生日、
生まれた時間に、授業中にもかかわらず
happy birthdayの歌をサプライズで
先生含め、全員で歌ってくれる様な学校だ。
このように、
入ってから、入る前と
イメージが違うということがよくある。
志望校の実体は、
学校説明会だけではわからない
本当は体育祭などが、
一番《素》を見られる機会だと思うが、
公開しているところは少ない。
出来れば通ってる保護者に聞くのが
手っ取り早いが、
なかなか都合よく見つからない。
よく、登下校の観察があげられるが
そんなマメなことが出来ない。(ワタシは)
そこで、オススメなのが、
文化祭などでは、高３を見る。
と、いうことだ。
文化祭に行くと、ついつい、
合格後の我が子の姿に重ね合わせ
可愛い～中１に目が行きそうだが
是非、高３を見て欲しい。
我が子の６年後だ
ｳﾊｳﾊその学校で、６年間を過ごすと
どんな雰囲気になるのか。
中１は、実は余り大差ない
ｳﾝｳﾝ少し前まで小学生だった、
まだあどけなさの残る可愛い中学生だ。
まだ学校にも染まらず
どこの中学の文化祭に行っても
雰囲気は同じ、ただただ可愛かった
高３になると、
学校によって本当に雰囲気が違っていた。
ように、思う。
当初、姉の志望校に反対していたワタシだが
実は、文化祭の高３の生徒の様子に
気持ちが変わったという経緯がある。
素敵ー
こんな女子になって欲しいー
と、思ってしまったのだ。
実際、姉は
おとなしく、
思慮深く、
大人っぽいので心配はしなかった。
ただ、過ごすだけで
素敵女子になれそうな気がした。
(現実はそうでもなかった
)問題はコアラだ
ﾎﾞｰサラブレッド(？)の中に…
ちゃぐちゃぐ馬コ⬅知ってる？
が、１頭、
紛れるようなものではないか
姉ですら、まだ
サラブレッドの皮を被ったポニーなのに
それでも、
どんな子でも楽しく通っているのも
既に、わたしは知っている。
そう考えると
実体を知っている学校というのは安心だ。
知るまでは不安だったけれど、
高３の生徒をみて感じた感覚は
間違ってはいなかった。
新６年生、５年生のみなさん、保護者の皆様
学校に行った時、注目すべきは…
高３ですよーっ
今日のところは以上です
