日本の笛についてありゃっと思わせられた事がありました。
日本の音楽をよく勉強している外国の方に日本の管楽器を紹介した時の事なのですが、
尺八 能管 龍笛 しの笛 神楽笛 高麗笛 他いろいろ紹介したのですが、
しの笛だけを「コノ フエ和楽器デワ無いデスネー 順番に指穴をあけていくだけでドレミファソラシドがでますね〜西洋のフルートと同じですねー」と言われ
まあそうなんだが ありゃりゃそう思うかあ。 そして「ワタシでも吹けます、ドレミファソラシド〜 ヒュルルー」と上手く吹きました。
ありゃりゃそうだなあ 、フルート奏者は しの笛もかんたんに吹けますなあと改めて思わされました。
今多く使われている篠笛は うた物 の(ドレミ笛と呼ばれた事がある)笛がほとんどで
運指は順番に指穴を空けていくだけでドレミファソラシドがでます モダンフルートやフラウトトラベルソとほとんど同じ運指です。
そうかあ~外国の方 そう思うかあ〜。
私も篠笛を教えていますが、確かにフルートをやっていた人は篠笛だけは、すぐに吹けてしまいます。
そして篠笛と全く同じ運指の横笛が、インドや東南アジアや南米の民俗楽器等 他いろいろあります。
(古典調の篠笛はドレミを吹く場合いろいろ裏ワザが必要です。)
製作者の方も「これは洋楽器だよ❗」と言う人もいます。
篠笛は和楽器か微妙な話しでした。