完走19台という落ち着いたレース。

こういうレースこそマシンの素の力が発揮されるので、強いチームが勝つのです。


今回はその強いチームの一方が後方スタートだったので、もう一方の強いチームの独壇場でした。


フェラーリ、予選に引き続き決勝でも1-2ビックリマーク

ただ順番が入れ替わってますが…





決勝結果

1:マッサ

2:キミ

3:ヤルノ

4:コバライネン

5:クビサ

6:ウェーバー

7:ピケ

8:アロンソ





スタートから圧倒的な速さを見せ付けていたフェラーリ。

10周目には、キミはヤルノとの間に11秒ものマージンを作っていました。

チームメイト・マッサにも3秒の差を築き、1回目のピットが終わってもその優位性が揺らぐことはありませんでした。


…がドクロ


トラブルです。しかもなんか珍しいトラブルです。

結局、なんだったんでしょ、アレは…

エギゾーストパイプが破損しただけなのか、エンジンの異常発熱によってエンジンカウルが溶けた(燃えた?)のか…


よくわかりませんでしたが、ブローすることなく70周を走りきり、8ポイントを獲得しました。

序盤にあれだけのリードを保ててなかったら、もっと後続に脅かされていたでしょう。


キミのトラブルで運良く前に出たマッサは、その後は完全クルージングモード。

余裕のトップチェッカーでしたフラッグ




マクラーレンはハミルトンだけにとどまらず、コバライネンもグリッド降格。

さらにハミルトンはシケインカットでドライブスルー。

コバライネンが5ポイントを持って帰るのがやっとでした。

ハミルトンはノーポイントでランキング4位に後退。


ハミルトンが審議対象になった時に、必死にFIAに無線通信をしているロン・デニスが映し出されていましたが、確かにアレはなかなか厳しい裁定かと…

確かにカットしてはいましたが、結果誰をパスしたわけでもなさそうなので、やっぱりモズレーはロンが嫌いなんだな、と…(笑)




前回優勝のBMWはあまり振るわず…

ニックに至っては、珍しくポイント圏から大きく離れて、13位でフィニッシュ。


同じくウィリアムズも低迷。

ニコは1ストップ、一貴は変則2ストップと試行錯誤はしましたが、マシンの地力が及ばず後方に沈みました。


さらに同じくホンダも低迷。

バトンは今レース唯一チェッカーを受けられず、バリチェロも14番と全く目立たず。




そんな中、今レースのヒーローといえば間違いなくこの人でしょう。

ヤルノ・トゥルーリ、今季初の表彰台獲得クラッカー

きのうの予選から光ってましたヤルノ。

決勝でもスタートで試合巧者のアロンソの前に出る、マシン性能で勝るコバライネンのアタックに耐え抜く、と殊勲の走りを魅せました。


トヨタチームの功労者、オベ・アンダーソン氏の追悼レースということで、普段から持ちあわせている高い集中力を、より高いレベルで維持し続けられた結果だと思います。

富士に向けて、こういったレースが増えることを期待します。




さぁ、ヨーロッパ高速3連戦の初戦は、昨年同様フェラーリの1-2となりました。

順番は逆ですが…(くどいッ)


次戦はイギリス・シルバーストン。ハミルトンの母国です。

昨年はフェラーリの前に苦汁をなめましたが、今年はその雪辱を晴らすべく襲い掛かってくるでしょうビックリマーク






壱村の「今週の独り言」


ピケが死の淵から生還しました。

アロンソの配慮のおかげです(笑)