一心寺寒行日記7日目・・・経験が思い出に変わる前に | 一心寺日記・寒行日記・桜日記そして住職の独り言

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大分県大分市不動尊一心寺の住職今宮年男が当寺での出来事や弟が所属するソフトバンクホークスのことや住職の趣味などをご紹介しています。

こんばんは!一心寺住職の今宮です。

 
無事に7日目の御水を頂戴いたしました。
 
今日は日本列島を寒波が襲い、かなり冷え込んだ1日となりましたが、一心寺では特に降雪は見られませんでした。
 
とはいえ気温は今まで最も低い1℃程度なので厳しい環境下でしたし、今日は鹿児島から寒行参加するためにお越しになられた初参加の方々をはじめ5名の初参加者がされたので皆さん今日はこたえたのではないでしょうか?
 
皆さんとお風呂で一緒に話をさせていただきましたけれど、かなり早い段階でこの寒行に参加される決意をされていたようでした。

 

 
事前にインターネットで調べてみたりYouTubeで動画を見て研究したり今日まで心の持ち所がさぞ難しかったことじゃないかなと思います。
しかし実際に川に入り修行をしてとても良い経験になったようなお話をされておられました。

 


これは私を含めた皆さんに共通することではありますが、1度の経験だけでも糧になる事はたくさんあると思いますが、時が経てばいつかは『経験』が『思い出』になってしまう時が来ると思います。(ちょっとニュアンスが違うと思うのですが、いい例えが思いつきません汗

感覚であったり実際の辛さであったり人間ですからだんだん忘れてしまいます。
なるべくであれば1年空けても2年空けても結構です、辛さ厳しさを感覚で思い出せるように定期的に入ってもらいたいなと思うところもあります。
この厳しさ辛さを思い出すことで『あの辛さに比べれば!』と普段の辛い事やを乗り切れるような力にもなると思います!

 

 

今日の評価は最後に記すとして、とりあえず今日で全体の3分の1が終わりました。
振り返って見ますと初日の大雨後の水行を除けば比較的穏やかな立ち上がりだったと思います。ここでこの一週間で初参加された方の体験談ないし感想を紹介したいと思います。
 
いつも私の感想や聞いた話の一部だけを紹介しているので生の声をどうぞ
 
人生初寒行。
1月9日午前零時。今夜は暖かいとは言うものの、やはり川の水は身を切るような冷たさでした。足を浸けた瞬間、その場を去ろうかと…。しかし、経験豊富なみなさんの躊躇ない動きにつられ、いつの間にか気がつけば川の中に浸かっていたのです。自分でも不思議です。一人ではできなかったことです。お水を頂戴している間,家内安全,無病息災をはじめ,家族に係る様々なお願い事をしていました。願い事が多すぎて不動様まで届いていないかもって。いずれにしても,貴重な体験に感謝です。
終わった後のお風呂と柚子ごしょうたっぷりの蕎麦が最高でした。 また、チャンスがあればお水を頂戴したいと思いました。
この機会を与えてくださった御住職に感謝。 
合掌。
 
男性の方ですが緊張感たっぷりな不安な気持ちと終わってからの開放感がよく伝わりますね(о´∀`о)
 
これからはたまに体験された方の感想などをご紹介していきたいと思います!
 
さて本日の寒行の厳しさを5段階評価でいくと…

 

星星星  ③です(ちょっと辛めですが)

 

気温は1.7℃で今までで圧倒的に低かったですが、風も少なく比較的穏やかでしたのでこの評価とさせて頂きます。

 

それではまた明日もこの時間にお会いしましょうパー