タロウ、がんばりました!
地域の公立の在籍校とは別の学校で、体験授業に参加することができました。
体験イベントではあるものの、今小5のタロウが教室で席について授業を受けたのは、小2の終わり以来です。
本人は、いろいろ言葉にならない感情や疲れを感じたようでしたが、授業を終えてひとしきり私と会話した後の顔はとても晴れやかでした。
自分の近い将来の環境を、自ら見て感じて選ぶことがどれだけ大切なことか、ずっと気がついて欲しいと思っている。
直近で約1年続いたハナコの学校選びをタロウに横目で見せながら、なんとなく種蒔きをするようなつもりで次はタロウの番だからと声を掛けておいたことが役に立ったと思う。
今回、ハナコの相談先からもらった棚ぼたみたいなおまけの情報により、タロウの新しい道が開ける可能性が、ほんの少し出てきました。
本人の気持ちを確かめながら、これから月に一度の体験を重ねて、相当うまくいけば来春小6から、もしくは展開を急がず来年秋の後期から、新しい環境に進むことができるかもしれない。
半年ごとの機会を試しながら、1年後の中学校も視野に意識して選んでいくことになりそうです。
そういう景色が、なんとなくだけど一気に見えてきました。
本人の足がすくんでしまわないように、今は目の前の事だけを見せて集中するように促しているけど、私は小さい一歩が眩し過ぎて、ついあれこれ先まで考えてしまいます。
小さい一歩を踏み出したことで、タロウ自身で可能性を知ることができたのではないかと思うので、この経験を新たな足掛かりにして次の種を蒔いていこうと思います。
この先例え私の想定する展開とは違った道を進んでも、今日のタロウの晴れやかな顔付きだけで大収穫だと思いたい、そんなよい体験でした。
うれしかっただけに調子に乗りやすいから(私が)、戒めとして記録…。
おまけ
この小さくてきれいな蝶を子ども達と見つけた後、偶然目にした情報で表紙が同じ蝶の本を発見。タイトルは「チョウの冬越し」。
なるほど、冬越しするから、冬の入り口のこのタイミングで姿を見ることができるのね〜。