娘ハナコの進路が、いい形でまとまりつつあります。

 

 

ハナコと私と担任の先生とで、進路面談が有りました。

(春にオンラインで先生と交流が持てた事をきっかけに、ハナコは校内で唯一この面談の部屋には足を踏み入れることができるようになっています。)

 

 

ハナコは自身の言葉ではっきりと自分の希望の進学先と、その理由、その学校で何がしたいかを先生に伝えていました。


 

ハナコが選んだのは、不登校を経験した子に手厚い配慮のある全日制の私学、もしくは同校の通信制です。

 

 

公立校も一校だけ、”学び直し”をテーマに掲げている学校を検討していたのですが、その後文化祭に行くなどした結果、最終的にハナコの選択肢からは外れたようでした。

 

 

不登校の後は、やはりお金がかかることを覚悟した方がいいですね…汗


 

 

 

 

この会話のタイミングで、単願ならばと先生がすかさず推薦入試を勧めて下さいました。

 

 

中学生として、ハナコは直近では春に修学旅行に参加することが出来ましたが…

(修学していないからもはやただの旅行なのですが、感じた充実感その他、とてもよい体験にはなったよう。)

 

 

3年間で10日も出席していないんですよ。

ハナコ自身が直接この先生と関わりが持てたのは、修学旅行以外はこの面談をしている部屋でたったの2、3回しかない。

 

 

ポンと出た先生の言葉にビックリ。

 

 

推薦の条件は校長先生との面談のみでした。

 

 

先生曰く「志望校の面談の練習だと思えばいいよ」「ハナコさんなら絶対に大丈夫!」と、これまで長年学校との距離感で葛藤してきた娘に、最大級に前向きで力強い励ましの言葉を掛けて下さいました。

 

 

担任として、昨年度からの持ち上がりでこれまでお付き合いいただき、去年のハナコとお友達の2泊の旅行やその他の家での様子も共有して下さっています。修学旅行の様子も含めて日ごろのハナコの状況を汲み取り、最大限尊重し背中を押して下さったのだと私は思いました。



また、ここ一年程、ハナコと私とで学校見学や説明会に足を運びながら、知らない街で散歩したりお茶したり買い物したり、お出かけのシチュエーションを沢山楽しみました。いろいろな体験談やアドバイスに触れ、体験したことから感じたことを話し合うよい時間を沢山持つことができました。



家以外に居場所が無く、慎重な性格からなかなか行動範囲を広げることのできなかったハナコでしたが、様々な環境を見て、しっかり感じて、自身が納得のいく選択のできるところまでたどり着けたことに、何よりホッとしています。




おまけ


晩ご飯を持って森へ。傍目で見たら、暗闇で怪しい家族だけど、心地よさには変えられず…。