夜、「あー、今日も楽しかった!」って思いながら、布団に潜り込んで一日を終える…、
以前はそういう子どもの姿が当たり前だと思っていたけど、我が家の子ども達の現実は長い間全く違うことになっている。
学校に行かない我が家の子ども達の生活範囲は、とても狭い。
その範囲の中で、自分の命をどうやったら輝かしいものにしていけるのかを、子どもは子どもの本能で一生懸命考えているように思う。
先日、私から誘ってタロウと2人で近所の森に行きました!
この日の特等席。
水辺をパトロールしました。
水の中には宇宙が広がっている…!
私は小学生の頃からずっと、今もそう思っていて、この日も息子タロウと一緒にうっとりと素敵な宇宙を眺めました。
宇宙が沢山!
手前にキショウブの黄色い花が。
きれいだなぁと呑気に眺めていたけど、調べてみたら侵略性の高い外来種として、環境省から注意喚起がなされているのだそう。
久しぶりにタロウと2人の時間を満喫しました。
最大の山場は、蛇を2匹も見つけたこと!
(下に写真が出ます。)
ジャジャーン!
これはジムグリという名の蛇。
こうして写真が撮れる位、ゆっくり動いていました。無毒で穏やかと書いてあったけど、正にそういう姿を見せてくれた。
タロウは好奇心を抑えられなくて、ついに尻尾に触れ、びっくりした蛇はそこで初めて大慌てで草むらに逃げこんで、しばらくパタパタ威嚇のポーズを取り続けていました。
元来が隠棲的な性質なのだそう。
騒いでごめんよ〜…汗汗汗
もう1匹は水辺で。
クネクネ泳いで逃げる姿を見た。
タロウによると、こちらはヤマカガシだそう。
すばしっこくて一瞬でいなくなったけど、赤っぽい色味が印象的でした。
帰り道、疲れたあたりで桑の実登場。
ありがたや〜!
家にばかりいると、なかなかお腹が減らないんですよね。我が家の子ども達、そんなことがほとんど毎日なんじゃないかと思う。
GWに出先で腹ペコで食べたご飯が美味しくて忘れられないという話を、最近子ども達と私とで何度かしていました。
この日のこの桑の実も、正にそんな感じ。
そういうご飯を食べられる一日が、子ども達や私の目標になっています。
近所に恵まれた森のある我が家だけど、それでも子ども達と私とでこうしてのんびり出かけることは、年に何回あるだろうかという位。
地域としては、そこまで田舎じゃないんですけどね。バスも10分に一本来るし。ただ、我が家の裏に広ーい森が有るという幸運。
忙しい合間の、幸せな時間でした!