久々にハナコ(中2)の様子を。 

 

 

 

昨年から意識して目標に掲げてきたハナコの進路探し、11月後半からの私の介護事情もあって、停滞した空気になりかけていたんですよね。

 

 

 

家庭内の狭い範囲で日々を過ごすハナコだから、やっぱり私が声を掛けないと、進まない。

 

選択肢のひとつとして選んだ通信制高校の合同相談会…

 

昨年後半でニ度位行くつもりで話していたけど、一度しか行けませんでした。

 

 

 

年末、仕事が忙しい合間に予定していた二度目の相談会では、ハナコは寝坊をし、私は約束をすっぽかされた格好になりました。

 

 

 

まあ、私は表向きハナコの後ろをついて行くだけのスタンスなのでいいんですけどね!

 

(や、本当はよくないんですけども。起こしませんでした。)

 

それでも一度の相談会の参加と、その後発展した一件の個別の学校訪問を通して、ハナコの進路への関心は自然に高まっていたのは確か。 

 

 

 

 

そんな事があった後で再び巡ってきた、今年一発目の相談会のチャンス。

 

情報として私からハナコに話を振ると、二つ返事で行くことになりました。

 

 

 

相談会の数日前には少し不安にもなったようで…

 

「何をするんだっけ」 

「どんなことを話すんだっけ」

「うまく話せるかわからない…」

「前回どんな感じだったか忘れちゃった!」

 

等々、言っていました。

 

 

 

書き出してみると頼りない発言にも思えるけど、でもやっぱりこれ、向き合おうとする気持ちが無ければ出てこない言葉。

 

忘れたことについては例えば次回はメモをとろうだとか、そういう学びや成長に繋がる大事な気づきの機会なのだと思う。

 

寝坊だって、経験値の少ない今のハナコにとっては貴重な体験です。

 

 

 

基本が真面目で、慎重過ぎておしりが重くなりがちな子なので、私からは必要以上に不安にさせないように心がけて会話をしました。

 
そうして二度目の相談会で得た情報を元に、今は個別の学校訪問の計画を立てているところです。
 
会場を後にしてから、日常あまりないシチュエーションの都会の素敵なカフェで贅沢気分を味わって、お互いに発見した相談のコツや考え方を会話から共有する作業が、なんだか楽しかった!
 
親子で少しずつ、理解が深まってきていることは確か。
 
 
 
ハナコがこんな調子で、私がこんな感じなので…
 
中2の段階で意識的に取り組み始めたことは本当によかったと思っている。
 
 
 
学校に行っていて意欲もあって、情報も自分で手に入れることができる子(環境)と比べると、ぬるま湯のようなおうち生活のハナコはまるで"ウサギとカメ"のカメのよう。
ゆっくりと、でも確実に実感を積み重ねていけるように見守りながらやっていくしかない。
 
 
 
今現在所属している地域の中学校への関心は、ハナコから表向きほとんど感じられません。
 
私レベルでは学校としっかり繋がる意識で連絡を続け、スクールカウンセラーとも定期的に現状を共有し、要所要所で先生からの伝言を本人に伝えたりもしているんですけどね。
 
タロウ(小4)と違ってここまで5年に渡って紆余曲折あったハナコなので、私の本音を言えば、今更地域の学校のペースに合流するハナコのイメージは現実的に持ちにくい。
 
むしろ足かせなのかもしれません。
 
(学校の在り方、もっとなんとかならないものでしょうかね。こういう現状への憤りは常に拭えません。)
 
私の出来る事の少なさや無力感に、堪らない気持ちにもなることもあるけど、実感を大切にコツコツと継続していきます。
 
体験って本当に大事だよなぁ、と思う。
 
 
 

おまけ

 

窓越しに"ツピーツピー"と、シジュウカラの春の声が聞こえた朝。タロウが気にしている学校の池、変化はまだ無いみたい…。

3月から近所の畑の活動が始まります。タロウが朝7時前に起きれたら、参加できるのになぁ。