今日は叔父さんの話です。
2日さぼって3日目の昼過ぎのこと。叔父さんからの着信が朝6回もあったことに、気づきました。
叔父さんから連絡してくるのは、めずらしいことです。
携帯と自宅の電話に一度ずつ折り返してつながらず(耳が遠く気づきにくい場合が多々有ります)、なんとなく心配でモヤモヤしていたら、5分後に叔父さんからかかってきました。
「今、仕事? 家? 悪いんだけどさ、食べるもの持ってきてくれる? 出かけようと思うんだけど、とりあえず食べてないからさ、有るもの何でもいいんだけど、持ってきてくれないかな。」
(以上 叔父さんより)
ひえー!
なんと、空腹の連絡でした!
どんだけひもじいんだと思いながら、その時点でその日持参するつもりで用意していたタッパをカバンに放り込み、ひもじそうな様子を思い浮かべながら追加で缶詰も詰め込み、それを自転車のハンドルにひっかけて叔父さん宅に向かいました。叔父さん宅までは、自転車で10分の距離です。
叔父さん、食事を受け取りうれしそう。
よかったー。
申請中の介護保険の結果がわかったら、食事のサービスも利用できるように相談するつもりでいます。それまでは、様子伺いとコミュニケーションも兼ねて私が手作業でがんばろうかと思ってる。
ついでに明日のデイサービスの予定も確認しようと、「明日お風呂の日だよ」「朝、迎えが来るから、私も(見送りの立ち合いで)来るからね」と声をかけました。
デイサービスについては前倒しで、12月から利用しています。本人には「送迎付きのお風呂に行こう」と声をかけ、年末には何度か億劫がる様子も見られましたが、さりげなく(内心必死な想いで)サポートして、今までどうにか継続できている状況です。
「明日だよ」という私の声掛けに叔父さんは「うーん」とうなって「確か、何か予定が被っちゃったんだよなぁ…。」と困り顔。
一生懸命思い出そうとして、思い出せないみたい。
「忘れっぽくなっちゃって、まいったよ。」と、なんだか悲しそう。
自覚が少しはあるのだと思いました。
洗濯ものを時々私が預かろうとすると、だいたいきっぱりと「大丈夫!」の一言で断る叔父さんなのですが、こういう時こそ誰かを頼る気持ちがあっていいのだと伝えるチャンスに思えて、「困ったことがあったら手伝うからね」と声をかけました。
私が全部手伝うのは無理ですけどね。
あんまり頼られても荷が重く感じてしまうところも正直な本音として私の中にあるけど、叔父さんの困り感を私からケアマネさんに相談し、サービスに繋げることも、私の大事な役目であると思っている。
もし明日の朝に予定を思い出して被る様なら、片方キャンセルすることにしようね、という話で会話を終えました。
帰り際に玄関で、叔父さんが思い出したように、こう言いました。
「そうだ、さっきオレ、(私)ちゃんに電話したんだよ!えーと…、えーと…、なんだっけ…。まぁいっか。ありがとね!」
え?!
私、叔父さんに呼び出されて来たんですけど…苦笑
おまけ
冬、家に居る時に時々外から窓越しに伝わる焼き芋屋さんの気配。にもかかわらず、一度も見掛けたことが無く買ったことが無いという話で子ども達と盛り上がったのは数日前のことでした。とうとうこの日、気配を察知した子ども達が動いて念願の焼き芋をゲット!