先日、担任の先生と私の会話が微妙に噛み合わず、ものすごーくモヤモヤしたまま半月程過ごしてしまいましたが、とうとうタロウ(小4)が学校へ関心を持つようになってきた様子が、タロウ自身からの具体的な発言によってよりはっきりと現れてきました。タイトルの「学校に行かないまま4年生が終わるのは悲しすぎる」というのがそれです。

 

この発言を軸に、私なりにタロウをサポートし、展開していく様子を遡って記録します。

(なんと、今ごろクリスマス前の話です…!汗)

 

 

■2022/12/16■

 

夜、タロウがお風呂から出て来て開口一番「学校のことをずっと考えちゃう」と言いだしました。

 

どうやら、お風呂の中でひとりで湯船に浸かりながら、頭の中が学校のことでいっぱいになってしまったということらしいです。着替えもそこそこにリビングにやって来て、私に向けて気持ちが口から溢れ出たといった様子でした。


「何のこと?」と質問を返すと、「学校に行かないまま4年生が終わるのは悲しすぎる」とのこと。「できればクラスのみんなの名前を全部覚えてから行きたい」ということも言っていました。


■2022/12/19■ 

 

週明けの月曜日のこの日、担任の先生に電話で相談し、週半ばの水・木曜日で、私から学校に誘う声掛けをして反応を伺うことにしました。

 

先日の発言の際、タロウはその場にいた姉のハナコから”自己紹介カードを見せてもらったらクラスの友達の名前がわかるんじゃない?”とアドバイスを受けており、”なるほど”という反応であったことも先生に伝え、”自己紹介カードを見る”ということを目標にしたい旨を共有していただきました。

 

また、不登校の状態になった初期、午後から学校に行こうと朝の段階で決意していたはずが、自宅で時間を過ごすうちに決意が揺らぎ、足が動かない状況に対して「どうして気持ちが変わってしまうんだろう」と、繰り返し葛藤して落ち込む姿が有りました。


そのことも改めて先生に伝えて、今後登校の意思を確認した際には、なるべくすぐに行動できるように誘導した方がいいように思う事、その為には担任の先生の対応を前提にせず、時間帯を限定せずにその場で可能な対応を私から学校に連絡し相談する、というスタンスで進めたいこともお伝えしました。


本人としては、現時点では教室には入らない状況の登校をイメージしており、例えば午前中には校内に児童がいる点等は、あまり意識していないようでした。(運動会の見学時の様子から、クラスメートに姿を見られることは嫌なのだとは思います。)

最近は日暮れが早いので、薄暗い夕暮れの雰囲気が余り好きではないタロウは、放課後はなかなかテンションを上げ難いだろうという気もします。

 

できれば担任の先生の対応を希望したいようなことをチラッと言ってはいたけれど、校内に他にも気にかけていただいて私レベルで頼りにさせていただいている先生方が複数名いて、家庭内でも噂程度に私から話題に出している先生方なので、その範囲ならタロウも抵抗は無さそうです。

 

 

また、”4年生が終わるまでに一度以上はクラスに参加しておきたい”というような意識であることは発言から伝わりましたが、実際にどのタイミングでどこまで具体的に動き出すイメージを本人が持っているのかは、この時点で不明でした。

日時までは決めかねるような心境なのだと思いましたが、やっぱり私としては期を逃さずきっかけを作る等、背中を押すタイミングであるように感じています。
 

今回なんとなく心配だったのは、こちらの要望に対して担任の先生がどうにも忙しそうで、余裕が無さそうに見える事。微妙なニュアンスが噛み合わせにくい点も…。でも、放課後に限定せずチャレンジする話の内容から、自然に担任以外の先生を頼りにさせていただけるよう、学校と調整することができました。発言等の最近の様子も、細かいニュアンスを理解していただけるよう、複数の先生で伝言ゲームのようにならないように、私からの文書で先生方に共有していただいています。

実はここが大きな山のように感じていたので、ホッとしている。

 

真面目な先生程辛くなる…、だなんて想像に過ぎませんが…、教室にいる子のことだけでも手一杯なんだろうなぁ、と思ってしまいます。年末ですしね。

 

(↓激しく同意)

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

寒い日が続いていますね。先日、ハナコが作ったあったかい手打ちうどんが美味しすぎました。また食べたい。リクエストしなければ。今日はタロウがカレーを作ってくれました。元気な子ども達は、勝手に学んでいくのですよね。教科書と別次元で。人って、子どもって、そういう生き物。これは私が保育園から学んだこと。仕事も落ち着かないまま最近盛り上がっている親族の介護案件、突っ込んだ私の手足、抜くわけにもいかず…、ブログを以前のようにしてに更新する余裕も無く、子ども達のサポートが身に染みてありがたいと思う年末です。年末らしいこと、大掃除とか、ほとんど何もできてません…!