いつもありがとうございます。

今日はタロウ(小3)の予約リストの中から、「紅茶クッキーを作る」っていう件について。



 

タロウが作りたいと言い出してからもう2週間ぐらい、行く末を見守っているところでした。


初めタロウはYouTubeで動画を探したり、姉のハナコに相談してレシピを決めようとしていたようでした。


途中でなかなか進展していないことに気が付いて、声をかけてよくよく話を聞いてみたところ…


保育園でおやつに出された紅茶クッキーを思い浮かべてのクッキー作りの希望であることがわかりました!


(なんで"紅茶クッキー"なの?って思ってたけど、そういう事かとここで納得💦)

 



そこで改めて方法や手順をタロウと私とで話し合い、「保育園の人からレシピを教えてもらえたらいいよね」ということになり…

 

タロウの意向に沿った形で私がメッセージの文言の例を用意し、タロウが書き写す形で手紙を書くことに。


背中を押さないと動けない雰囲気だったので仕方なく、です。

 



その手紙がこれ。

 



 

「保育園の紅茶クッキーのレシピを教えて下さい。」


っていうところ以外は、タロウ自身が考えて表現しています。

 

(これ、ネガティヴ発言の2日後でした。)



 

レシピを自分で決められなかった要因の一つが、クッキーの形でした。


タロウが自分で探して視聴した紅茶クッキーの動画は、タロウが思い描く保育園の大きな丸型の型抜きクッキーとは違うタイプのクッキーが多かったようでした。

(金太郎飴のように包丁でカットしたり、絞り出しのクッキーは嫌だったみたい。)

 

他に手順が複雑なものも避けたようでした。

 


そんな流れを踏まえて、タロウの絵に表現されているクッキーを見ると…




やっぱり丸型!



 

簡単に丸にしたわけではなく、



コップを使って形を描いてから…

(写真ではゆがんで見えるけどそういう手順でした苦笑)


 

何種類かの茶色の色鉛筆を使い…



自分の思い描く具体的な表現にこだわって描いていました!



とても楽しそうな様子でした!


 




そしてそこからもハードルがいくつか続きます。


手紙を描き上げてから、その手紙をどうやって保育園に届けるか、という相談をしました。

 

塾の先生の奥さんが保育園で働いているのを知っているタロウは、奥さんに手紙を預けたいと考えていました。

 

「保育園に自分で持って行く」っていうことも私から選択肢として示してみたのですが、そういう方法でない遠まわし(?)なやり方をタロウは選びました。

 


「奥さんにはどうやって渡す?」と尋ねると、「できればお母さんが渡して欲しい」との答え。

 

できればタロウ本人に動いて欲しいと思っていたけど…💦


それはレシピの受け取りの時に期待することにしようと思い直して、まず私から塾の先生の奥さんにお願いすることにしました。



 

実際に塾の先生の奥さんに保育園に持って行っていただく手前で、塾の先生にも手紙を見てもらいました。クッキーの絵の表現から「明日のイメージを具体的に持てていること」を読み取る視点を教えていただきました。


あの数日前のネガティヴ発言、結局何度も思い返しては落ち込み気味の私だけど、こういう形で共有していただけているから救われています。


それで今はタロウと一緒に、保育園からレシピを教えていただけるのを楽しみに待っているところです。


だいぶ手を貸した形だけど、自分で伝えるって大事なことだと思う。

紅茶クッキー、早く食べられますようにー!


 




おまけ

紅茶クッキーをすっ飛ばし、今日はこんなスペシャルデザートをサプライズで作ってくれたタロウでした。サプライズだったから過程はわからないけど、数日前に家族でパフェの中味の話で盛り上がり、その後勢いよく絵を描きあげていました。

ものすごーく楽しかったみたい!