「上越市にあるふたつの私立高校はレベルが低い」
市長が公式の場でそう発言してから10日ほど経ちました。
市長は失言と認め、翌日両校へ直接謝罪に訪れたとのこと。その後謝罪文も持って行ったと聴いています。これで収束するのか、両校のご判断が第一であるとは思います。
ただ両校の現役の生徒たちの心を深く傷つけたことは否めません。それを誰よりも市民を護らなくてはならない市長が発してしまうとは驚くべきことです。
市長が謝罪したらしいと伝聞で聴こえてくる程度で一件落着として良いとは思えないのです。
この件、市長のこれからの対応をさらに注視していきたいと思います。
他方、議会は何もしなくていいのかという声も沸々と湧き上がっています。まったく「盛る」事なく十指に余るほど、直接そのようなご意見をいただいています。
議会にとって最悪なのは、黙ったままで、議会が市長の失言を容認したが如く、市民の皆さんにとられてしまうことでしょう。
議会は少なくとも、この失言をどう取り扱うか話し合いを持つべきです。結果、問責決議を行う、市長に反省を促す議会総意を表明するなどさまざまなアクションができると思います。
連休明けに少し動いてみます。
議会を束ねる議長がどう判断されるかにかかっているでしょう。