センセーズタマダ先生レポート4-4
ケダモト先生、スカートめくりしたら何でいけないんですか?
ケダモト「スカートはいてて、見えたりするのは嬉しいし、僕は好きです。」
― 先生は女子をそんな風に見てるんですか?
だからね、迎合したらダメなの。ここは大人の知恵の見せ所なんだから工夫してよね。
― だめだな。何で勉強しなくちゃいけないのかに戻そう。
先生というものは、ずいぶん価値が下がってしまった。昔は神様として不死身だったのに、今は生身の人間として打たれ放題にやられながらこの仕事を支えている。
だからね今の時代に先生をするからには、ありとあらゆる武器を使って教えていかなければいけないということね。生身の個人を売り込むというかね。
小寺「やったことは決して無駄にはならない。・・・」
― たいしたことを言ってるわけではないんだけど、キャラクターが活かされているよね。
保城「ベースを広くすると言うことは、高いところに届く可能性を広げると言うことだ・・・」
― きまじめだよね。自分で言っていることを信じている強さがあるよね。
D「なんでもやってみなきゃわからない。人生何に出会うか分からない。・・・ボクシングに出会った例。」
― そういう話をするなら、例をもっと出さなきゃいけないな。
松尾「だいたい、そういう質問をするヤツは、せなあかんとわかっているくせに、したないなあ、せんとすむ方法はないかなあと思ってるねん。ほんまにしたないならせんでもええぞ。そやないなら勉強しながらせんとすむ方法を考えろや。」
小濱「あのなあ、イロイロあるねんけどなあ、世の中って厳しいねん。努力してもこれがまた、必ずしも報いられへんねやな。学校の勉強というのはその中でも比較的報われる方やねん。・・・」
― 人を説得できる人はマイペースを持っている人ね。内容はたいしたことないというか、内容はどうでもいいわけ。音とか間とか自分のペースを身につけることが自分を助ける早道なんだよね。
中西「勉強は高校に行くためにするの。でも、高校に行かない子は、これが最後の勉強やからがんばらんとあかんねん。うんそう、どっちにしてもがんばるしかないねん。・・・」
――― 休憩 ―――
― 君が代や国旗について話すことある? めったにないんだ。そうなんだ。
でも、まあ、話してみてよ。
松本「日本にいるときは必要でも何でもなかったけど、日本を出て日の丸や君が代が好きになりました。」
― 賛成か反対かよく分からないように話してみて。
辻「日の丸なんかどうでもエエやん。・・・」
中西「愛国心は大切だと思う・・・」
― どうでもいい話をダラダラして。自分で言っててもわけわかんなくしてほしいんだわ。
養父「賛成です。世の中には何でも賛成する人と、何でも反対する人がいて、賛成する人の中にも心から賛成している人と、本当は反対なんだけれどイロイロな事情で反対している人がいて、反対する人の中にも・・・」
― みんながその場で思いついたことを言うことが大切なのね。用意したことはつまらない。火事場の馬鹿力というのかな、とっさになれば思いもかけない力が出るものなのよ。みんなもうすこし自分を信じてくださいね。
さあ、今日はこの辺でお開きにしましょうや。