30日に大阪城ホールで行われたE∞Tracks Liveにいってきたので、ざっと書きます。AAA以外の方は、順番と、カバー曲で何をやったかだけ。
敬称略。
1
KAN 三曲
愛は勝つのイントロで会場総立ち。私も上がった。ヒット曲ってイントロがすでに違うよね。
曲はそれしか知らなかったけど、さすがの大御所で、知らない曲でもちゃんと楽しかった。
トークも面白かった。
ジャズアレンジが好物なのでビッグバンドに期待してとったチケットなんだけど、最後以外はガチなジャズじゃないしオリジナル曲だし、パーカッションもちゃんといるし、もしかしてこれはジャズより好物なラテンの生演奏を、大黒摩季で聴けるんじゃないかと期待が高まる。
2
LOVE 二曲
ドリカムのバックコーラスだった方なんだってね。
突き抜けるような気持ちの良い声。聞き入ってしまう。
3
中村中 三曲
新曲で泣きそうになる。
前置きの寸劇から曲という流れが、美輪明宏を思い出した。いつもこんな感じなの? 良いなー。
4
カバー曲
KAN 尾崎紀世彦「また逢う日まで」
LOVE&大黒摩季 赤い鳥「翼をください」
この曲は元の山本潤子の声が好きすぎて他の誰がカバーしても自分としてはいまいちなんだけど、お二人とも個性的で聴き応えあってよかった。
大黒摩季 ジョン・レノン「イマジン」
中村中 松山千春「恋」
SAKURA&ASKA 堺正章「街の灯り」
ASKA ザ・タイガース「廃虚の鳩」
歌謡曲、メッセージソング、フォーク、グループサウンズときて、AAAが何を歌うのかと思ったら。
このときの嘘レポで書いたやつ(笑)。
> 渡辺美里のMyRevolutionをカバーしました。MusicFairでもやっていましたが、個別にパート割だったので聴き応えがありました。間奏でラップも入れてくれて、「君が教えてくれる 変わる季節 変わる人並み 踏み出すナントカ」みたいなのだったと思います。
さすがにラップの言葉は違ったけど(最後のマイレボリューションってとこしかおぼえてない)。
さすがの名曲で、これまでとがらっと雰囲気の変わったアップテンポで、後半の導入として盛り上がった。
他と毛色が違うことをわかってる、つまり(私の思う)AAAらしく、AAAにできることをちゃんとわかってて、けれどちゃんとお客さんを見てるステージだった。こういうの見ると、AAAも大きくなったなあと思う。
緊張してますとか言いながらも、みんなすごく楽しそうに歌ってラップして自由に踊ってた。
そして、後半のオリジナル曲パート。
5
SAKURA 二曲
気持ちがよい癒される声。
ハワイアンみたいな曲が良かった。
6
ASKA 三曲
自身のヒット曲をジャズアレンジ。かっこいい。大編成のバンドに、全く負けていないボーカルがすごい。
聞き入りながらも音が気持ちよくて、「こういうのが聴きたくてここに来た!」と思った。
7
AAA 二曲
ASKAが気持ちが良かったので、このままビッグバンドで聴きたいなあ、と思っていたらおなじみのジャズのイントロきたー! しかも生演奏ー!
・唇からロマンチカ
AAAにはこの曲があったじゃないか。アガる。
2009年のツアーでの、二番Aメロが、元歌詞ではじまるけど日高君が改造して尺を足したラップになっているやつ。「一度のキスじゃ判らない どうかそれ以上をお願い ~~ 目も眩みそう ~~ BABY 君に墜ちるだけ」って、あれ(公式にリリック出てないけど多分「落ちる」じゃなくて「墜ちる」だよね、ここは)。ひどい略し方すんな。
歌詞を書いている井上秋緒さんが大好きなので、このバージョンをまた生で聴けて嬉しかった。日高君とのコラボに燃える。
※トーク
挨拶と、名前だけでも覚えて帰って下さいというのと。
KANのときに、日高が演奏を見たくてでも会場に入れなくてうろうろしていたら、ASKAが「お前も聴きたいよな」って優しく声をかけてくれて、一緒に観たらしい。ASKAさんが優しいという感動と、宇野ちゃんの「いいなあ~!」の本気度合い。
ASKAの話題なので、会場も盛り上がる。よくわかってる(笑)。といっても他の皆さんも、他の出演者の名前をよく出してたんだけど。
原曲はここまでこってりじゃないけど、AAAでジャズアレンジといえばこれもあったじゃないか、ということで二曲目は……
・Body Talker
2008年の武道館で宇野ちゃん&千晃ちゃん+生サックスでやったあんな感じのを、もちろんビッグバンドの音の厚みで。
間奏には原曲にはないラップを入れてたよ(名前だけでも覚えて帰ってとここでも言っていた)。この会場だけのバージョンになってしまうのが勿体なさすぎるけど、これもまたライブの良さなのか。
以上二曲。
さすがに、病欠でもないのに、他のメンバー抜きで最近の曲はやれないらしい。もっと定着してライブで遊べるようになってからなのかな。
他の人が新曲もやっている中で、小室さんの曲を期待してた人もいたかもしれないけど、やらなかったのはそういう理由だと思われる。
始まる前は、あの三人で何をやるんだろう、特に日高君はラップの部分以外は暇な人? と思っていたら、どの曲も、この三人とこのバンドを最大限に活かすアレンジに変えて、この編成じゃないとできない曲になっていたのが嬉しかった。
正直言って、オケのアレンジと、ラップ以外のパート割りを宇野ちゃん&直也君二人用に変えた程度のを予想していたので、ここまで大胆にやってくれると思わなかった。今回初めて聴いた人が、原曲を聴くとびっくりするんじゃないかと思う。
日高君はラップ以外でもコーラス入れたり踊ったり煽ったり、楽しそうで可愛かった。ていうか、大御所だらけの中だと三人とも可愛すぎる。
8
大黒摩季 5曲(うち三曲はメドレー)
カラオケのライブ映像を見てから、是非見たいと思っていたので嬉しかった。かっこいいなあ~。
最後のらららで、LOVE、中村中、宇野ちゃん、直也君を呼び込んで一緒に歌う。
大御所と一緒でも楽しそうな若者たち。終始そんな雰囲気の、楽しいイベントだった。
LOVEのコーラス慣れがすごい。
9
全員 見上げてごらん夜空の星を
全員じゃないし。日高君がいない。
体調が悪いと前日に訴えていたから、余力振り絞って三曲やって力尽きたのか、日帰りしなきゃいけなくなった、と書いてたから体調以外の急ぎの用事で東京に帰ったのか、それとも単にラッパーだから呼ばれなかったのか。すごく気になる。触れられもしなかったし。なんで? 神隠し?
曲は、二人ずつ順番に歌ってて、宇野ちゃん&直也君のパートもちゃんとあったよ。
この二人のデュエットもいいな。宇野ちゃん&西島君のみならず、近頃は直也君&千晃ちゃんも聞き慣れているけれど。
イベント全体的に上手くて聴き応えあったし、エンタメ精神というか、知らない曲でも初めて見るアーティストでも楽しめた。有名な人でも上手い人でも、曲を知らないとイマイチな人も少なくないけど、今回の出演者は良かった。バンドとかスタッフとか全体のチームワークのおかげなのかな。(AAAが出たついでに見た人だと、去年の矢沢永吉が曲を全然知らないのにすごく楽しかったよ。)
演奏も気持ちが良くて、出演者も楽しそうで、観に行ってよかった。
毛色が違いすぎてAAAは前座かと諦めて挑んだというのに、この緩衝材配置。二曲とはいえ原曲と違う編曲で。
毛色が違うことをそのまま活かして、イベント全体としてもメリハリや空気を切り替えるのに良かったんじゃないかと贔屓目に思った。
本家のa-nationもいい加減に前座はやめてほしいよ。
個人的すぎるアメブロの反省をするなら、嘘レポのクオリティを上げねばならないと思った。本当にやりそうなことを書いたらだめじゃないか。
ライブも落ち着いたことなので、次はAMラジオの改造ですかね。
大阪の翌日にお会いしたみんカラの繋がりの方に、山道が携帯圏外すぎてやばいという話をしたら、バッテリー周辺が壊れた無線機でも、開いてシガーソケットに繋げば使えるかもしれないと教えてくださったのでそれもやりたいなあ。
AAAのおかげで人生たのしいれす(^q^) 何故かアメともとやらは全然できないけどな……。