浜辺からの夜釣を40年間やってます。


釣りを始めた頃はもっぱら波止からのブッコミ釣りをしていて、ガシラやアイナメやカレイが主なターゲットでした。

そのうち、まぐれで釣れたチヌの引きに魅了され、コウジを餌にしたチヌの投釣りにハマり、毎週の様に行っていましたが、効率が悪くボウズで帰ることが多かったです。


その後、電気ウキを使った夜釣なら結構簡単にチヌが釣れる事が分かり、岸壁から生ミックやオキアミを使って結構チヌを釣っていました。

しかし、チヌが釣れると分かると岡山流の壁土(黄土)を使った「泥団子の濁し釣り師」が殺到して釣り場の底がヘドロ化し何も釣れ無くなってしまい、新しい釣り場を開拓すると「泥団子の濁し釣り師」が追っかけて来るの繰り返しでした。


そこで、試しに「泥団子の濁し釣り師」が敬遠する浅い砂浜で電気ウキを使った夜釣をしたところ、以外にもチヌやメバルが入れ食いとなりました。


それから40年、遠投電気ウキを使った砂浜からの夜釣を極めています。


タックル

1、竿

磯竿2号クラス、長さ5m弱で日本製

ガイドは、遠投タイプじゃなくてもいいのですがSICタイプがベスト。


2、リール
ダイワのトーナメントがベスト
古いモデルですが、ギアが超ジェラルミン製で20年以上使っていてもガタが来ません。
自分は、右利きなのでハンドルは左手で巻きます。

3、ウキ
この釣りで一番重要なアイテムで50m以上遠投させる為、主に自立浮きを使います。
食い込み良さも重要です。

一番良く飛ぶのがオリンピックの卵型


メッチャ飛びますが、当たりが見にくいので、パイプを追加しています。
骨董品レベルで今は、売っていないのオークションで見つけた時は、即買うようにしています。

今、一番良く使っているのがFujiのFF-D10

飛びも感度も申し分なし、今でも日本国内で手作りされていて信頼できます。

買ってがっかりしたのがヒロミ産業のe-トビコン

発売当時「画期的なウキ」と思い何本か買いましたが重量が軽くとにかく飛ばず、すべてお蔵入りです。
「昼間のフカセ釣りに最適」という人もいます。

ヒロミ産業α-トビコン


e-トビコンの改良型
汚名挽回のため色々改良されており、重量があり良く飛び感度も良いです。

本音を言うと足場の良い波止などでチョイ投げで手軽に釣れれば良いのですが、そいう場所は、遊びで魚を虐待する「アンゴウラー」が団体で来て平気で割り込みし釣れたら居座りするのでストレスが溜まります。

砂浜なら広いので邪魔される事無くのんびり釣れて楽しいです。