C・ロナウドと旅情 | いしだ壱成オフィシャルブログ『Arrivals』powered by アメブロ

C・ロナウドと旅情

いや、本当に確かに負けず嫌いカモ(笑)
よく見抜きましたね‥恐れ入ります。


特にフットサルやってる時はかなり負けず嫌い~な地が出ます。


僕、昔っからサッカーは観るのもやるのも大好きなんだけど‥利き足が左ってだけでそんなに上手くは無いのがわかっているので‥先ず守備!!


相手チームの一番上手な選手を見つけて徹底的に潰します(笑)

現役の選手で言うとガンバの明神選手の動きを参考にしていて、往年の選手で言うと元オランダ代表のフィリップ・コクーのプレースタイルが大好きかなぁ。


チームの攻勢も頭に入れつつ敢えて『逆』の動きをするというか。


自分のチームが攻めてる時はカウンターに備えて下がるし、攻め込まれてる時は逆に前線に貼ってたりと。


僕が中学の頃って今みたいなシステムもなかったし、スリーバックとかも勿論なかったから、基本4‐3‐3で、バック、ハーフ、フォワードだけでチーム構成が成り立っていて、僕は珍しい左利きだという事で大体左のバックかハーフでした(古っ 笑)


そう考えると今の子供たちが羨ましく思えますね!
海外の試合も普通に観れるし、システムも多様化してるからやってても自分に適したポジションがすぐ見つかりそう。


しかし、マンUのロナウドは相変わらずトリッキーですね。
カミソリの様なフェイントと足さばきは圧巻です。


彼はなんでも大西洋に浮かぶポルトガル領のマデイラ島の出身なんだとか。


そんな島から足ひとつで飛び出してリスボンに渡り、技を磨いて満を持してマンチェスターへ、まさにサクセスストーリー。きっとマデイラ島の誇りなんでしょうね!


ポルトガル、僕は数年前に一度だけ訪れた事があります。


ポルトというポルトガルではリスボンに次いで二番めに大きな街。


すごく可愛いというかおとぎ話にでも出てきそうな街並みだったのをよく覚えています。
まさに映画『魔女の宅急便』みたいな街並み。


いつもの一人旅、空港でレンタカーを借りて右も左もオマケに言葉も全くわからずにポルトの街を走りました。


レンタカーを借りるとき、なんていうかラテン独特のアバウトさがあってびっくり。


海外での運転だから、当然国際免許証を持参してたんだけど、カウンターのお姉さんは『車種はどうする?帰りのフライトは?道分かる?』と英語でまくし立てるだけで、僕はとりあえず一人だし、一番安いクラスの車を借りる事にしてホテルも決まってなかったからまぁ最悪クルマで寝泊まりすればいっか~位な感じで思っていたら、
『あなたホテルとってないの?安くて快適な宿知ってるから予約しといてあげるわ』


いや、やっぱりラテンの国の人達は日本人並に親切だなぁと感心してたら‥『ハイ!これ車のキーね!外に出て左の方に行ったら停まってるから!帰りのフライトは早朝みたいだから私まだ出勤してないの、だからキーはさしっぱなしで同じ場所に停めておいて!一応これ地図ね!ホテルには電話しておいたから!じゃあ楽しんでね!』


え?さしっぱなしの停めっぱなしの‥大体免許証とか確認‥


『あなたマニュアル運転出来るんでしょ?だったら別に大丈夫!』


え゛~!?一応確認くらいしとこうよ!!
と強引に免許証提出しましたが(笑)せっかく取ってきた事だし。


みたいな。流石ラテン気質。
でもその子のおかげでさほど迷う事なくポルトの街を堪能出来たし、宿も本当に安くて快適だったし、何より生まれて初めて大西洋に沈む深いオレンジ色の美しい夕陽を眺められたのが忘れられませんでした。


もうだいぶ昔に亡くなったけど赤ん坊の頃から大好きだったおじいちゃんが『生きてるうちにいつか大西洋を眺めてみたい』と言っていたのを思いだしてついポロリ(笑)

おじいちゃん、この夕焼け見えてるかなぁと心のなかで呟きながら港にレンタカーを停めて夜になるまでずっと海を眺めていました。


そんなポルトガルの旅。


ロナウドを観ていてつい思いだしちゃいました。


インフルエンザが流行してる様です!
うがい&お手洗い&どうかお気をつけてくださいね!


いつもありがとう。


では良い週末を!


壱成