魂のテンカウント | いしだ壱成オフィシャルブログ『Arrivals』powered by アメブロ

魂のテンカウント

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皆さん、こんばんは!!
久しぶりの更新、お元気にしていましたか?
世の中、風邪やインフルエンザが流行っている様です。
手洗い&うがい&栄養摂取!
普段から心がけてマス!
皆さんも是非に!

今日の東京は雨模様。
でも、雨は好きだからなんだかウキウキしてしまいます。
世界をキレイに洗い流してくれるから。

僕は相も変わらず元気です。少し前には祖母のことで沢山の激励のコメント、ありがとうございました。
皆さんの一人一人から頂いた心暖まるメッセージ、しっかり読んでいます。

僕の方は、いよいよ来週に本番を控えた舞台『TEN COUNT ~春の章~』の稽古を毎日頑張っています。

昨日くらいから通しリハーサルをやり始めて、段々と出演者、スタッフの意思の疏通や連携もうまくいってきて『あー、もうすぐ本番なんだナー』
‥なんて、気持ちがぐぐっと引き締まる思いがします。

この舞台は、ボクシングのお話。
都合上、あまり多くのストーリーは話せませんけれど、僕のパートは日本チャンピオン、というかなり大がかりな?設定です。

当然‥ボクシングのシーン、ガッチリあります。
当然‥手加減ナシです。
当たり前だけど、映画やドラマと違って『生。』ですから、殴ってるふり、は出来ません。

というか、したくないです。

このお話は、脚本、演出をなさる柿崎裕治さんご自身の自伝、とも言えるべきものなのだそうです。
尚更、余計手加減したくなくなります。

柿崎さんのボクシングやお芝居に傾ける情熱は素晴らしいものがありますから。
よって、真剣に殴り合います。
スパーリングのシーンも相手する俳優さんには悪いとは思いながらも、
渾身の力を拳に込めてブン殴らせてもらっています。
当然、僕も相手のパンチを避けられなければ、ハデにボディやフックをもらったりします。

僕は前々から、ジークンドーという、僕が世界で一番リスペクトする俳優、ブルース・リー始祖がその生涯をかけて編み出した殺人拳の練習生でもあります。

当然、ボクシングとは色々な部分で勝手が違います。
パンチの打ち方、フットワーク、構え、etc‥。
正直、良い鍛錬になっています。
ボクシングがこんなに素晴らしい格闘技だとは思っていませんでした。

この舞台をきっかけにボクシングにのめり込む様になって、ボクシング指導も自らなさる柿崎さんの厳しさのなかにも、愛情がたっぷりとこもった指導の元、だいぶ構えなんかもサマになってきたかな?
なんて思ってます。なんて思っちゃイケないか(笑)練習練習!

とか言って張り切っていたら、両方の手の腱を傷めちゃって‥トホホ。
でも、それがどうした!!この芝居で手が使えなくなってもかまうもんか!!
の精神で、心を込めてパンチを打ち出したいと思いますので、楽しみにしていて下さいね!!
まだまだ、頑張ります!

写真は稽古場にて、右から柿崎氏、僕、主演の出合正幸クンです!出合君は本当のナイスガイ。
こ~んなにイケメンで若いのに、脇目もふらずにこの作品に集中しています。
何より、男っぷりがイイ!
ストイックな俳優さんです。
彼とは派手に殴り合いますよー(笑)
元々、ボクシングをやっていたからかパンチが速くて速くて(笑)。
ボディーとかもらうとフツーに効くもん(笑)こっち腹のガードしっかりしてるのに。
あ、しっかりしてないから痛いのかな?
よっしゃ、今から家でガードの練習しよ!

こんなに『アツい』お芝居は久しぶりだから、残りのお稽古、ガッツリ楽しんで殴りあって来ます!
鬼ども、どついたるわ!!


それじゃあまた!
ごきげんよう!


ちょびっと体育会系の壱成より