シーズン2007〜2008!! | いしだ壱成オフィシャルブログ『Arrivals』powered by アメブロ

シーズン2007〜2008!!

だいぶ空気のなかにも秋の気配が漂うと共に、各国の移籍マーケットもかなり興味深い内容に終始して、いよいよ!!長く楽しい各国リーグが開幕しました。

久しぶりのサッカーネタ、我がバルサのアンリ加入に始まり、たっっっくさーーーん!!!!!書きたいことがたまりにタマってます(笑)、サッカーフリークの方もそうでない方も、新シーズン到来で勝手な予想や展望を活字の勢いに乗せた支離滅裂なぼやきにどうかお付きあいを(笑)。


先ずバルセロナ。
この頃思うのですが、意外とこの『自分が最も応援するクラブチーム』ってところで言うと、冷静に物事見てたりするものです。

アンリ加入がドバっと報じられたときも、そりゃ大ニュースなんだけど(きっとバルセロナの街はもっととんでもないくらい)、どっかで、え~!?や、別にいいけどもっと中盤、特にサイドアタッカーとかピボーテ(日本で言う所のボランチ、守備的ミッドフィルダーに当たるポジションです)にクリエイターがいるだろ!?とか、デコどうすんだよ~、チェルシー行っちゃうぞ~とか、何処か冷ややかな目線で見てる自分がいたりして、あまり楽観的あるいはエキサイトして無い自分がいたりして、面白いもんだなーと、思いました。
クレ(バルセロナのサポーターの愛称)もこんだけやってると、って別にそこまで言えない位かも知れないけど、やれ誰それが来た、だのやれ誰それが去ったで一喜一憂しなくなるものなんだなぁと。
そんなことを行きつけのサッカーカフェ、那覇の『カンプ・ノウ』のカウンターに座って、これまた大好物の飲み物、レッドブルのジョッキを傾けながらオーナーのヒロさんとああでもねぇ、こうでもねぇ、と話してるうちにぼんやりと考えたりしたものです。
それよりも、たとえばチーム全体に漂うムードだったりもっと言うと、ホント偉そうにも、いちフットボールジャーナリストの如くシビアに物事見てしまうんデス。
すべては思い入れが深すぎるからだけなのでしょうけどネッ。


ニャ‥バルサの話をしたかったんじゃないんだった。


さて今季、スペイン国内で最も警戒すべきはやはり、昨シーズン開幕あたりから圧倒的な組織力で、それこそスペクタクル溢れるいかにも『スペインらしい』フットボールをしていたセビージャでしょうか。
タレントこそビッグネームはさしていないものの『個の力』では無く『組織』として機能していたチームは、それこそ当時有頂天になっていたバルサを見事コッパミジンに葬ってくれました。

続いてアイマール&ダレサンドロと二人の天才アルヘンティーノ・ファンタジスタにオリベイラという超実力派のストライカーを獲得してチームワークも円熟して来た感ガッツリのサラゴサ。

無二のキャプテン、トーレスを放出したかと思ったら、いきなりフォルランやシモン・サブロサ、レジェスやあろうことかバルサの『問題児?(笑)』モッタまで獲ってしまって、おいおい(笑)な移籍劇場を演じた、アトレチコ・マドリード!!
間違いなく、良い補強、してますね(笑)。ピンポイントで良いっすもん。適材適所。

で‥レアルマドリー(笑)

知り合いのサッカーライターとも先日時差の都合で真夜中にも関わらず何時間も電話で延々と際限の無い討論にもなった(笑)、シュスター監督の元に着々と進んで行った白い『オランダ化』現象。

主砲ニステルローイにスナイデル、ドレンテ、やっぱりか!?な印象の、ロッベンを新たに加えた前線はまるでオランダ代表。
そこにグティやラウール、サビオラが絡む攻撃は‥息があっちゃった日にゃ、こりゃ‥凄まじいでしょうねぇ。

凄まじい分には良いのですけど、ポイントはこの『オランダ化』の部分です。

『オランダ化』と言えば、その筋の方にはすっかりお分かりでしょうが、かつてはバルセロナのお家芸?でしたよねぇ。

ご意見番クライフをはじめ、ホント一時期のバルサはまるで『オランダ代表と世界選抜の皆さん』って感じでしたものねぇ。


様は超攻撃サッカー。


というか、トータルフットボール。


で、今季のバルサはと言うと、まぁたまたまなんだろうけどアンリやアビダルが来たことで若干『フランス化』らしき現象が起きていて、そりゃオランダ代表選手が行くのは当然バルサでしょ!!

とタカをくくってた98~99シーズンあたりの状況とは明らかに感じが異なってきました。

98年W杯フランス大会のときの、あのあり得ない位、機械的で美しいサッカーをする『オレンジ・マシーン』ことオランダ代表は、おお!!??あの伝説のトータルフットボールが蘇ったのか!!?こんなんがトータルフットボールなのか!!??

と、目を本気で真ん丸くしたのを鮮明に覚えてますもの。
で、当時その代表選手のほとんどが所属してたのが、バルセロナ。
監督も当然オランダ人。クラブの上層部に見えかくれするのも、元祖トータルフットボール、ヨハン・クライフ。ついでに監督の横であれやこれや指示するアシスタントコーチまでオランダ人。カッコみんな往年のスーパースター。


強かったなー。綺麗だったなー。

と、思い出に浸っていたらあろうことかライバルチームにそんな現象が起こるとは‥サッカーって本当に何が起きるかわからないものですねぇ。


という今季初のリーガ展望。
なかなか興味深いシーズンになりそう。

んで、肝心の我がバルサは‥書いてるとホントにキリないんでまた次回に(笑)。

各国リーグも、盛り上がりそうですねぇ!!楽しみっす!!


そう言えば、プレミアではモウリーニョ監督、辞めちゃいましたねぇ‥残金です。
個人的にはチャンピオンズ・リーグのどっかで『ピッチ外の激戦』をバルサのライカールト監督とふたたび繰り広げてくれる日を楽しみにしてたんですが‥やっぱりアブラモさんと折り合いつかなかったんでしょうかぁ?


ではまた!!


壱成