前回でも書きましたが、DVのことを知らない人ホント多いですよね。
知ってても間違ったとらえ方してます。
「知ること」がDV被害の予防になるのですが・・・。簡単なことですよね。
DVの男性ってよく二重人格って言われます。
普段は優しいのに「スイッチ」が入ったら人が変わるからでしょう。
でもDVっぽさが出てる人も時々いますよ。
以前、登場した僕の友人もまさにその類です。(笑)
付き合う彼女もまだある程度覚悟の上とは思います。
でも余りに上手くいかないからか、僕の話を一生懸命聞いてました。
その時、友人は携帯ゲームをしてんですから・・・。
彼女は口では表現できなくても、違和感は感じてたのでしょう。
さわり程度しか話せませんでしたが、興味を持っていました。
友人は話を聞こうともしません。ったく・・・。
おそらく聞いても受け入れないでしょう。その覚悟がない。
女性は違和感を感じ、男性は我が道をゆく。。。
それじゃ誰も幸せになれないですよね。
そうそう。DVって誰も得してない。みんな辛い思いをしなくちゃならない。
現実から目を背けてもいいことなんて何もないんです。
そんな男女関係が日本だけでもどれくらいあるのでしょうね。
想像したらゾッとしますよ・・・。
そもそも「男はこうあるべき」みたいな昔の考え方がすでに
DVですもんね。
日本ってそう言う風習があるから、おそらくもの凄い数の見えない
DV被害があると思います。。
「こうあるべき」って男性は自分がDVって認めようとしない。
僕も昔はそうです。
自分が痛い思いをするまで向き合おうともしません。
DV加害者でDVと向き合おうとされている方の
ほとんどが何らかのキッカケがあったと思います。
僕の場合はDVが原因で矯正施設に収容されたことがキッカケです。
いわゆるトコの刑務所ですね。
収容されるくらいですからDVでの警察沙汰も1度ではありません。
2年半もの間、社会から離れると予想以上にいろんなものを
失ってます。自分でもビックリですよ(笑)
ここまでなってやっと受け入れたんです。じぶんはDVってね。
遅すぎますよホント(笑)
それだけDVに対して無知だった上に、DVを受け入れるわけにはいかなかった。
受け入れたくなかったんですね。
これは極端な例ですが、それだけ向き合うことが難しいってことです。
自分が当たり前だと思ってた考え方をすべて否定されるわけですからね。
加害者が減らないと根本的なDVの解決にはなりません。それが一番望ましいですが。
しかし1人の加害者がDVと向き合えるようになるまでに、とてもたくさんの
被害がでるんです。
だからまず、女性にDVの正しい知識を知ってもらいたい。
そうすればいろんな道も見えてきます。
別れる以外の道だって見いだせるはずです。
DV男は甘えてんですよ。叩き直してやってください。