昨日のブログの最後には努力の方向性を見極めることが大切である、として締めました。
積み上げを例に取ってその積み上げるべき努力を見誤ると自分自身は頑張ってるのだけど周囲から評価されないということになりかねないから注意が必要です。
では何故その努力の方向性を見誤るのかということを今日は考えていきたいと思います。
大きくは自分の視点でしか物事を考えることが出来ていないからだと思っています。
自分の視点を中心に物事を判断してしまうと結局物事とは人とのコミュニケーションや関係性の中で成立していることであるのにその努力が独りよがりになってしまう可能性があるということですね。
これが趣味の世界であれば自分だけの事柄で終始をしますから、誰からも何も言われないで済むのですが、仕事のよう誰かの為にやっているようなことであれば、その誰かの為にならなければなりませんから独りよがりでは何の解決にもなりません。
その独りよがりをしてしまっていることに気がつかなければその努力は報われることはなくなってしまいます。
だからこそ視野を広げなければならないし、自分が行う判断というものを磨かなければならないのです。
視野が狭ければ当然ですが判断を見誤る可能性が高まります。
視野が広くたってその考え方が正しくなければ判断が誤った方向になる可能性があります。
そして特に若い頃というのは世界が見えていないことが多いですね。
極端に考えれば今の時分と学生時代の自分では見えている世界が小さかったはずであり、その時の考え方は幼稚そのものですね。
それが社会人になりたての頃と比べたらどうでしょうか?
学生時代よりは視野や考え方の幅は広がっているはずですが、今よりはまだ狭いはずです。
では1年前と比較したらどうでしょうか?
徐々に近づいてきてはいるでしょうが、今と比較すればこれもまだ狭い部分があるはずです。
と、このように今の時分が人生の中で一番視野が広い状態なはずなのです。
しかしながらそれは相対値で比較するものではなく、あくまで周囲との比較である絶対値でのものが大切になります。
それでも絶対値は自分自身がそうだったように個人差はありますが確実に広がっていくものです。
その広がりは物事の継続によって形成されるものであり、だからこそ諦めずにやることなのです。
そうして継続していく内に自分自身の方向性は見えてくるものであり、それは視野を広げようと努力していることが条件です。
こうした掛け合いの中で視野は広がっていくものですから、努力の方向性を見誤らないようになるためには、物事の継続×視野を広げる努力をしていくことだと言えるでしょう。
そうした健全な努力の先に成長はあるものだと思っています。
努力の方向性を正しく見極めることが重要であると言えます。
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