水性塗装とは

水に溶ける塗料で塗られた塗装のことである 

が 塗って しっかり乾燥するとその後は容易に水に溶けることはない なんていうものが多いよう

塗った直後はテカってるが 乾くと 艶のない画用紙の表面のようになる(ふさわしい表現がみつからない)タイプを良く見かける 

 

さて そんな 水性塗装された壁 や柱や天井は 

人間がその空間を利用するなかで だんだんと汚れてくる

ホコリが付着し クモの巣なんかもあったり

服やカバンで擦ったり

低いところだと靴が当たったり...

 

新規に塗られて仕上がってる状態でも指で触られたりの汚れが着いていたりする 

 

これらを見つけたとき 我々は(これは必ずしも正解とはならない条件反射で つい)ウェスで拭いてしまう ことがある 

お掃除の経験が少ない人にとってしてみれば 拭いてしまった後「だって汚かったから」(善意と熱心でそうした)

なので 責めるに責めにくく 

 

しかし下手すると(特に新規の塗装面を不用意に拭いてしまったりすると) 広範囲に塗りなおしになる(ある意味)危険性があって

 

言い表し難い独特の艶のない表面は ウェス(水拭き 乾拭きとも)の拭き取り 特に擦りに弱くて 軽く擦ったつもりでも艶や色の違いが生じ これが 場所やそもそもの色にもよるが 致命的にみっともなくなることがある 

よっぽどの事情があったり はたまたよっぽど恵まれた条件でもなければ ふき取りはしない方が良いものだと お掃除屋界隈ではそうなっているのだ

 

※ もちろん 艶の違いが出ても構わない という場合もあり

(拭いてもなんの悪い影響がないことだってあり)

そいうときは それにあったお掃除をさせていただいてもおります です