昨日の支部会、不動産会社の社長さん(または役員クラス)が集まるのだが、
この業界も例にもれず全般的に景気は冷え込み気味といった感じでした。
でもそんな中、元気の良い会社もちゃんとあると確信しました。
そしてそれは主に中小(企業)だと思いました。
戦国時代の合戦において、少数が多数を圧倒して勝利を収めた例がいくつもあります。
桶狭間の合戦を例にとると、少数が織田信長、多数が今川義元です、
この合戦には2つの大きなポイントがあります。
①環境(状況)の変化
降り出した雨により、今川の大軍は小休止を余儀なくされ、宴会を始めた。
逆に信長の軍勢は雨音で気配を消す事が出来、奇襲に成功した。
②意識の差
決死の覚悟の信長軍と、楽勝ムードの今川軍、
今川義元の首だけを狙って突進してくる信長の軍勢に対し、
勝ちを確信していた今川軍は、勝ち戦の味をしめたいが為に、
「あえて自分が行かなくても」との意識が芽生え、
結果として自軍の大将を命懸けで守る人間が少なかった。
まともに戦ったら勝ち目の無い戦であったと思います。
①の環境の変化により、一方は動き出し、一方は立ち止まらざるをえなかった。
動いた側にはチャンスが生まれ、立ち止まった側はピンチに立たされたという事でしょう。
大きな組織ほど、変化に対応するのに時間がかかるのは当然で、そこに隙が生まれます。
そして、②の部分ですが、
「勝てる戦でわざわざ命を落とす必要もないだろう」というのが油断というものです。
勝てる戦だからこそ、自分の命が惜しくなってしまうというものです。
命懸けの相手に、命を懸けられない人間がかなうはずもないのです。
要するに、勝ちを確信した瞬間こそが最大の『負ける要因』を作り出す瞬間なのです。
昨今の不況を、『降り出した雨』として、中小企業を信長軍、大企業を今川軍とすると、
この不景気で中小企業に元気がある会社が多いというのもうなずけます。
ただし、チャンスを生かせるかどうかは、
「その少数が精鋭であるか?」という事と、「動き出すタイミング」にかかっています。
歴史は繰り返され、そこから学ぶ点は多いと思います。