翌日父親も駆けつけ、一緒に娘の気持ちを聞きました。

 

大学の雰囲気、街の空気、人・・・すべてが嫌だと。

冷たい雰囲気なんだと。

そして、部屋が「人みたい」だと言いました。

 

第1志望だった国公立大学へは、オープンキャンパスへ出向いたりして、大学や街の雰囲気、学生さんの雰囲気がある程度分かっていました。とてもこじんまりした大学で、学生さんたちもアットホームな雰囲気の中で大変素敵な大学だと私も娘も思っていました。

 

第2志望の大学については、実際に行ってみてもなく、大学の情報自体もネットでの情報くらいしかなく、勉強、下調べ不足でした。

 

第2希望とはいえ、自分が勉強したい学科でしたが、入学してわかったこともいくつかあり、その中でも自分の専攻したい学科の先生が丁度辞められたところだったのは非常に大きかったようで、大学を否定する要因の一つであることは確かだと思いました。

 

「ホームシックを乗り越えさせる」というのは親なら大半の方が経験しているはずです。

娘の場合、私たち素人から見てもホームシックを通り越している状況だったため、とりあえず実家に連れ帰ることにして、実家から体力的には辛いけど通学してみることを娘に提案、娘も渋々でしたが受け入れました。

 

帰りの車中、眠れないと言っていましたが、安心したのかぐっすり眠っていたのが印象的でした。