
「快・不快」は脳の脳幹(のうかん)という部分で感じています。
ここで情動と呼ばれる感情の基礎となる心の動きが生まれます

脳幹は呼吸や心臓・血圧の調整などの生命維持をする中枢がある場所。
そして、体内及び外界からの危険回避作用の中枢もここにあります。
(自己の生命維持を目的とする 生理的欲求/食欲・性欲・睡眠や動物的本能/縄張りを守る防衛)
脳というのは大きく分けると3つに別れるのですが、この脳幹部分は「爬虫類脳」と呼ばれています

ここで面白いのは、進化の過程。人類は進化の過程をたどり今日があるのですが、人間が爬虫類だった時代の名残がここに残っています。
爬虫類だったころ、外敵の危険や気候の急激な変化など危険を回避することが生命維持にとって重要だったと推測できます。
人間が戦争や紛争など、ときに暴力性や残酷性も脳の内奥に進化の過程で淘汰されずに持ち続けているためだと言われています。
そして「快・不快」ですが、人に対して、心地よく感じたり、不快に感じたり、恋したり、嫌いになったりもここで生まれます。
ここで感じるのは、あくまでも動物的、原始的なものです。
これを私たち人間は大脳新皮質という新しい脳を手に入れ、脳幹で感じたことをいわゆる人間らしさで考えるようになりました。
単純に「快・不快」だけでは行動できない、感情の葛藤が生まれるわけです。これが悩みとなってきます。
この「快・不快」を起点として、頭で考えすぎると悩みはどんどん大きくなります。行き詰ったら、初めに戻る。
「不快なものは不快なんだ」と割り切るのも大切

不快を理由づけて頑張っても、不快に感じているのを我慢しているだけですから。こころのためには、ときには思い切った決断も必要

いま、“婚活”が話題になっていますが、たとえば結婚を決めるとき。
収入や包容力や行動力、色々なことが頭を駆け巡ります。
それも大事なことですが、たくさんのことで頭がオーバーヒート[m:77]してしまったら、原始的なトコ、動物的なトコに戻ってみる。
その相手を「快か不快か
」要は本能的に好きか嫌いかということ。はじめに心地よく感じた相手なら案外困難も乗り越えられるかも、逆に不快に感じた人なら、何かと目についてしまうかもしれませんね

これは本能的・動物的に感じているので、変わりません。
最後の決断は、第一印象かも知れません
