今まで紆余曲折の人生を歩んできたけど、いよいよ入籍します。
彼女と彼女のふたつの宝物の娘たち。
彼女との出逢いは11年前。
ずっと友人関係でした。
僕と彼女の共通の親友にツインソウルを力説され、付き合うことを薦められたこともありました。
でも、その頃の僕はまだ自分探しの途上にいたし、また彼女も沢山の物を抱えていた。
結果的にはその頃に付き合っていたら、もうお別れしていたと思う。
付き合いだして1年半ほど。
出逢いから10年、変わらず思いで僕のことを思い続けてくれた。
会えない、連絡の取れない空白の時間も何年間もあった。
それでも、僕の幸せと健康を願い続けてくれた。
若い頃から、数人の女性とお付き合いしてきたけど、結婚に対してはあまり考えなかった。
むしろ、独身主義者だった。
生まれながらの自由人の僕は、結婚に対して束縛されるような意識があった。
彼女に出逢い、底無しに明るい彼女はいつも僕の孤独をとかしてくれるような、そんな存在だった。
ツインソウルだからと言っても、必ず一緒になるわけではない。
むしろ、ツインソウルだからこそ、ふたりの前に立ち塞がる困難も多い。
でも、お互いそんな困難を乗り越えて、再び同じ時間を生きるようになった。宝物の娘たちというギフトをくれて。
いま、彼女と娘たちと4人での暮らし。
まだ、馴れるには時間も必要で少しギクシャクするようなところもあるけど、春の陽射しのように暖かくて明るい家庭です。
子供の頃、色々なことで寂しい思いをしてきた。
家庭の中はどこか殺風景な家庭だった。
だから、自分が家庭を持とうなどという気持ちにもならなかった。
結婚適齢期なんてとっくに過ぎてるけど、いまやっと自分の安心できる場所、心許せる場所にいる。
30年もの長い間、ずっと苦しんできた。
極端に言えば、生まれてからずっと苦しんできたのかも知れない。
でも、最近思うのは、そんな長い苦しみの時間はたった1日の幸せな暮らしで吹き飛んでしまう。
僕の持論は男は弱いものを守るために生まれてきていると思っている。
女性や子供、お年寄り。
弱い存在を守るからこそ、男としての力を持って生まれてきていると思う。
これからの僕に何ができるかわからない。
でも、彼女とふたりの娘たちを僕のすべてをかけて守り大切にしようと思う。
それが、彼女たちか僕に巡りあってくれたことに対する僕のできるすべてだから。
人の思いは変わるものだけど、僕のいまの思いは直感的というか本能的に永遠のものだと思う。
きっとこれからも色々とあると思う。
晴れの日ばかりじゃなく、雨の降る日も嵐のときもあるだろう。
それでも僕は、彼女と娘たちと同じ時間を手を繋ぎながら生きていく。
そして、今日は彼女と出逢いを導いてくれた親友夫婦の結婚記念日。
別にその日に入籍を決めてた訳でなく、2人の入籍するにあたっての諸問題が解決したら入籍しようと話していた。
その問題が解決したタイミングが親友夫婦の結婚記念日だった。
今日、その親友夫婦に婚姻届の証人を書いてもらい、そのまま婚姻届を提出しに行く。
来年からは親友夫婦と僕たちと4人での結婚記念日のお祝いができます。
これも長い過去から決まっていた4人の繋がりだと思う。