僕はエンパス(共感能力)を持って、生まれてきました。
僕のエンパスのタイプは、エンパス度が高い方から感情直感型感情ワンネス型霊的(スピリチュアル)一体型知的変容型身体ワンネス型です。
身体ワンネス型はローズ女史のワークを受けてから、エンパスのオン・オフ、またブロックができるようになり、身体ワンネス型の特徴である、他人の身体の中で起こっている傷み(頭痛や腹痛など)はほとんど感じなくなりました。
もちろん、10年近く前にエンパスの提唱者ローズ・ローズトゥリー女史のワークを受けるまでは、自分がエンパスであるだなんて自覚しないで生きてきました。
だから、子供の頃からエンパスであるがゆえに色々な体験や苦労をしました。
記憶しているなかで、初めてエンパスの感覚(この時は自分がエンパスであるなど自覚していませんが)を体験したのは、幼稚園の頃です。
その頃、双子の弟と幼稚園の帰りの買い物の時に、グリコのキャラメルを母に買ってもらうのが楽しみでした。
キャラメルが欲しいのではなくて、おまけに着いている車のおもちゃが目当てでした。
弟と幼馴染みの子と三人で、それを集めていました。
しかし、幼稚園にはガキ大将がいて、僕達からそれを奪っていました。
ある時、ブランコの所で三人で遊んでいるとガキ大将がやってきて、僕たちの車のおもちゃを奪おうとしました。
僕ら三人にとっては大切な宝物です。
三人とも必死で抵抗しました。
けれど、ガキ大将は体も大きくて力も強いです。
弟と幼馴染みの子は、ブランコの下に転がされました。
その時、僕の中に弟と幼馴染みの子の声?感情が入ってきました。
「こわいよ、こわいよ、いやだよ」
とても怯えた叫びの感情でした。
僕は三人の中でリーダー的な存在でした。
僕は二人を守ろうと思いました。
そして、ガキ大将に立ち向かいました。
この時の感覚(共感能力)は自分の中では特別ではなく、“誰もが同じ感覚を持っている”とこの先しばらく思い続けます。
きっと生まれたときから、このようなエンパスの感覚を持っていると思うけど、これが記憶の中にある初めての体験です。