12年ほど前から甲状腺機能亢進症(バセドウ病)という病にかかっています。
この病気は甲状腺ホルモンが過剰に出て、身体の代謝が激しくなります。
簡単に言うと身体が一日中、起きているときも寝ているときも、軽いランニングをしている状態です。
ですから、症状としては倦怠感、脈拍の増加、体重の減少、眼球突出、手先の震え、精神の不安定、不眠と様々な症状が出ます。
脈拍はピーク時で160、3ヶ月ほど前で130、今日は95で平均が75ぐらいなので、まだ少し高いですね。
この病気で大切な3つの抗体(抗体とは外から入ってくる菌やウイルスをやっつけたり、身体に良いものは取り込んだりする働きがあります)のうち2つはずっと陰性だったのですが、ひとつの甲状腺刺激ホルモン(TSH)(脳の下垂体前葉の甲状腺刺激ホルモン分泌細胞から分泌されるホルモンで、甲状腺に働きかけ甲状腺ホルモンの分泌を促す。すなわちホルモンを出す場所です)これだけが12年間陽性でした。
なので、ホルモンが過剰に出ているのに脳から指令がいかず、作り続け亢進状態になっていました。
が今日病院に行って血液検査をいつも通りにしたところ、この数値が始めて基準値内になりました。
この状態が1~2年キープ出来れば、完治です。
長い闘病だったので、途中で治療を投げ出したこともあったけど、ここまで地道に治療を続けた甲斐がありました。
なんか、長かったので結果にうれしくなりました。