人間を長いことやっていると、本当に色々なことがある。

人生には出逢いがあって、そして別れがある。

長い間、一緒に居ればいろいろなことがあり、その形の断片が集まって思い出となっていく。

ひとりになると、ふっとした瞬間にその断片の集まりに心が締め付けられる。

そんなもの空き缶のようにゴミ箱にでも捨ててしまえたら。

・・・でも、まだそれは僕の中にあり続ける。

僕はたとえ記憶が途切れボロボロになっても、その断片の集まりを持ち続けよう。

断片の集まりで彩られた思い出を否定することは、出逢いを否定することだから・・・。