<<解答>>「効果的な傾聴法」 | コミュニケーション能力向上ブログ

<<解答>>「効果的な傾聴法」

Q.人の話を聴くときの姿勢として、最も正しいものはどれでしょうか??
次の①~④の中から選んで下さい。

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①腕組みむっをしながら聴く。

②お母さんから、「人の話を聴くときは、ちゃんと
相手の目を見て聴きなさい」と言われたので、
  とにかく相手の目を始終見続けた

③「この人は話やすい」と思われようとするための自己演出として、
相手が話し終わった後、「そうですね~ニコニコ」とくり返した

④「この人は話やすい」と思われようとするための自己演出として、
相手の話の切れ目切れ目 (呼吸をつくところ)で頷きを入れ、
その回数を3回と決め実行した

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解答編の前に・・・
今日もしてくれたら嬉しいですっ。
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<<解説です>>

さて、「効果的な傾聴法」の解説をします!
まず①。

まさか、よかれと思ってやってる人はいないですよね?!叫び
これはギャグです。

悪気なく、話を聞いてる時に腕組みをしてしまうひとがいますが、
これは話し手に威圧感を与えてしまいますあせる
クセになっている方は気をつけましょう。


次に②です。

お母さんが言うように、話してる方の目を見るのは確かに大切です。
しかし、始終見続けられたら怖いです・・汗
相手にストレスを与えてしまいます。

相手にストレスを与えずに、ちゃんと目を見る際の目安としては
「3秒見たら、ちょっとそらす・・。」、「また3秒みたら、ちょっとそらす・・。」
このくり返しが有効です。


「そんなの意識してたら逆に集中できない」と思った方・・・
安心して下さい!!
意識してやり続けてれば、それがクセになってしまうものですニコニコ

さて、③と④が残りましたね。
双方とも出だしは同じです。
ちなみにどちらも「間違い」ではありません。
ただ③にはすこーし疑問符がつきます。


確かに相手の話を盛り上げるために、
「そうですね~」と相槌を入れてあげるのは得策です。


しかし、それを繰り返してしまっては芸がありません。
できる限り表現を変えてみるといいでしょう。

当たり前ではありますが、「そうですね」の繰り返しよりも、
より「ちゃんと聴いてますよ」という信憑性も増すというものです。

従って正解は・・・
④ということになります。

これも基本中の基本ですが「ちゃんと聴いてますよ」という自己演出をかける上で、「頷き」というのは、絶対に欠かせないものですグッド!


そして次の2つのポイントを守って頂くと、
より相手から「話しやすい人」と思われるようになるでしょう!
 

1.深く頷く際は、相手が話し終わった直後にする

(相手が話している際は小刻みに頷くということでOKですが)

深く頷く際は、相手が話し終わった直後にするということ。
つまり、相手のペース、呼吸に従うということですね。

2.頷きの目安は3回にする。
 
同意の意思をアピールするためにずっと頷いている人がいますが・・・・
下手をすると、相手の呼吸とは関係ないところで頷いてしまい、
「って言うか、聴いてないでしょ!?プンプンと思われかねません。

また、ヘッドバンキング並の頷き過ぎにも注意して下さい。
ちょっと怖いです。

もちろん、話を聞いている間、1回だけというように頷き不足もいけません。
 
正解④
☆適度な頷きが聴き上手になるためにコツ

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