其の六十一 こんにちは、柴犬の五十六です。『はやぶさ』が今でも大人気と主人が大興奮中 | 柴犬の五十六と五十六パパのブログ

其の六十一 こんにちは、柴犬の五十六です。『はやぶさ』が今でも大人気と主人が大興奮中

はやぶさが、帰還後3ヶ月目の今も大人気らしいゾッ!((((((ノ゚⊿゚)ノ、と主人が興奮しております。


私(柴犬の五十六):「なんでなんだ!、今でもって言うか悪く言えば『今更』とも言える時期だろう?、カプセルが公開されたからか?」


主人:「何でかオレにも良ぉ~解らんが・・・、でも皆んな、テレビとかでの露出頻度が増えて、だんだん、その凄さが解って来たのかも知れん・・・・・・・。」

私:「自分が未だにはやぶさ狂いだから、そ~言う方に『思い込もう』としてるだけでは無いのかぁ~。」

主人:「オヨヨヨヨヨヨヨ・・・・、五十六さんらしくもない!。、こないだ(この間)ニュースではやぶさ人気の事をやってたではないか?、おみゃ~も見てただろう!」

私:「ああ、あの幼い女の子が『はやぶさのファン』で、お母さんもはやぶさ好きって言うの・・・、確かに見たぁ。」

「お母さんが良いこと云ってたなぁ・・・。」


「何回も、何回も、何回も、もうダメだろうって言う、ピンチになってもそれでも『はやぶさはへこたれずに地球を目指す』のを、娘にも知って欲しいって・・・」


「うん、うん、解るな~、良い事言うおかあさんだな~。娘さんもはやぶさの凄さを解ってるようだし(おぼろげながらだけど)・・・・・・。」





2009年10月、 小惑星イトカワとほぼ同じ軌道を、よろばう様に飛翔する機体があった。

進行方向からずれた機軸で、斜(はす)に飛翔する小型宇宙船・・・。一見すると正によろばう様であるが、実はその姿勢の意味は、喪失した機能、推力をおぎなうためであるのだ。


傾きながら、そして、ゆっくりと回転しながら飛ぶ機体・・・。

仔細に観察するとその小さな体が、文字通り『満身創痍』であることが有り有りと窺える。



『耐用年数』が完全に尽きているのだ・・・。


だが、その小振りな機体の満腔に強い『帰還』の意志を湛え、

近い将来分身となる『カプセル』を、わが子を守る母親の如くに、『ひし』と抱きしめながら、黙々と飛翔する機体の名は『はやぶさ』。


その主エンジンのイオンエンジンは、装備する四基の内三基が停止している。

故障しているのか、運用時間延長の為か、それとも燃料節約の為か・・・。実はその全ての為なのだが。


機体外部をミクロのレベルで観察すると、傷痕が痛々しい程だ。長年、強烈な紫外線に焼かれて、外殻材はすっかり艶を失い、熱膨張、収縮の繰り返しの為、部材の接合部にはマルチサイトクラック(微細ひび割れ)が無数に刻まれている。


勿論、もし人間が肉眼で観察出来るなら簡単に発見できるであろう大きな傷痕も其処此処に刻まれている。

イトカワへの初回着陸がハードランディング(墜落に近い着地)となった際、数度のバウンドによる太陽電池パネルやその他の傷。


機体内部に目を転ずれば耐用年数切れはより顕著にその各部に影を落としている。

地上では大気を透過する際に大部分が減衰してしまう宇宙線(放射線)は、はやぶさが身をおく真空の宇宙空間では容赦なくその機体を貫き続けて来た事による電子機器の素子の劣化。

全損した姿勢制御エンジンの燃料が漏出した痕、その燃料を追い出すために文字通りその機体内部を焼いた(ベーキング)あと。

真空中で各電子機器に電流が流れるとき、しばしば発生したであろう、プラズマ放電による焼け焦げらしき物も散見される。

斯様な状態でも、電子機器の作動を示すインジケーターが方々で瞬きはやぶさが生きていることの証となっている。


その、はやぶさは転機を迎えつつある。

現在のイトカワに近い軌道から、加速して地球の公転軌道に飛び移らなければならない。この機会を捉えるためはやぶさは、三年もの長きに渡る予定外の旅を続けてきたのだ。

そして母なる地球の引力に受け止めてもらった後、その力を借りて、地球の自転速度に追いつき追い越してオーストラリアのたった2000キロ平方の地にカプセルを投げ込むのだ。

60億キロの道のりを旅してカプセルを投げ込む先は10キロメートル×200キロメートルのアボリジニと言われる人間達の聖地。


だが、エンジンの状態は三基停止中だ。

Aエンジン(スラスタ)は打ち上げ直後に故障。

Bスラスタは運転状態が不安定になった時期に寿命延長の為運用休止中。再起動は難しい状態。

Cスラスタは一時休止を経て再起動後は動いているが、耐用年数超えは隠しようも無く推力は低下している。


そして、はやぶさ地球出立から2,371日目。

唯一健全だった、Dスラスタはついに寿命が尽き故障、停止した・・・。


スピードが足りない、加速できない・・・・・・。

スラスタ一基、それも出力の低下した一基では軌道変換は不可能だ。

飛び移る為の速度が得られない。このままの軌道で宇宙のチリと化すしか無いのか。


が・・・その時地球からの通信が届いた。

「お前を見捨てはしない!、これから命ずる指令を直ちに実行せよ。」

「指令:停止中のAスラスタの中和器とBスラスタのイオン発生装置を迂回回路(バイパス)でジャンピング(直結配線)後、A、Bスラスタをエンジン一基として再起動せよ!」


「以降、再起動の電力確保の為、当面の、一切の交信を断つ。」

「自律コントロールにて全ての電力はスラスタ(エンジン)再起動に集中!、エンジン再起動成功後、『次の通信開け!』以上。」


「シークエンス(再起動動作)スタンバイッ(用意!)、3、2、1、」


「NOW!」






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提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)


臼田管制所にはやぶさからのビーコン波再入電。

はやぶさはA、Bスラスタの正常部分のジャンピングで地球帰還への推力を取り戻した。

2009年11月11日、地球出立後実に2,378日目の事である。



設計、製造時に、厳しい重量制限の中、エンジン相互のジャンピング回路を盛り込んだ結果である・・・。

さらに、此の段階での回路形成には極小さなダイオード(直流電流発生素子)一個が組み入れて有った為と、はやぶさ計画、運営責任者の川口教授は述べている。


上の画像は、転載禁止です。

尚、上記のエンジン稼動画像は記事とは関係ありません。あくまで、イメージです。

この画像の著作権は宇宙航空研究開発機構(JAXA)にあります。当ブログ作成者が宇宙航空研究開発機構(JAXA)より許可を得て掲載した画像です。

【上記画像を使用したい方は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に直接申請の上、許可を得てください。個人的使用を含む詳細については、同機構ホームページを参照してください】




『はやぶさ』しつこく続く。



ところでっ!、


今、ヤフーニュースでも、さっきのNHKニュースでもIJF(国際柔道連盟)の規則変更(敢えてルールでは無く規則と表記するが)についてやっていた。

それに伴い『講道館規則』が消滅するそうだ。


「馬鹿馬鹿しい」と吐き捨てる主人・・・。


私(柴犬の五十六):「なんでだぁ、IJFのルールが講道館規則に近づいたから、講道館規則が消滅・・・

「あれっ、あれっ、あれれれれ・・・・・、変だっ!」


主人:「流石スルドイ、五十六さん。」

「こう言うのをウルトラパラドクス、若しくは『超自己矛盾』って言うんだょ。」

「全柔連は愚かしい何処ろの騒ぎじゃあ無い・・・、単なる○゛カだよ!」


「だってそうだろう!良いかっ!」


亜流が本流に近づいたからって、何で本流が消滅する?」

「こう言うのを『軒先を貸して母屋を取られる』と言うか、もっとクソみたいな事態と言うのだ(キッパリ)!」

「全柔連が、ヘタレだから、物を考えられないから、こう言う事が起きる。それに加えて、マスゴミは底抜けの阿呆だから、さも、日本的規則に近づいて良かったと莫迦な報道をタレ流す・・・。」

「本当なら、今回の規則変更は、最低限でも講道館規則の『国際競技用』規則と位置づける物だろうっ。」

「大体、全柔連が柔術と柔道の区別もつかんから、こんな事になるんだ。」


「日本にはもう一つ同じような団体が有ってナァ~。」

「それは、全日本剣道連盟だっ!・・・。」


此の件も続く。


オマケの写真

富士総合火力演習の写真


色々な種類の火砲(大砲)、弾の速度も、発射場所(砲撃距離)も、バラバラの砲撃の弾着(命中タイミング)が同時!、発射タイミングの差はコンマ何秒、発射薬の種類の調整、砲身の俯迎角、発射角の微調整・・・、

同時弾着射撃!凄い!。


(場内)アナウンス:撃てっ(発射!)、ドシュッ、バギャッ、ド~~ン〔写真の畑岡射場の砲列(砲兵陣地)の音〕。

暫くして、

ドムッ、ドムッ、ドムッ、ボン、ボン・・・・小さく(畑岡射場から数キロ離れた他の砲列からの射撃音)


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(場内)アナウンス:弾着、今!(だんちゃぁ~く、いまっ!)

曳下射撃(えいかしゃげき):空中で榴散弾(破片を撒き散らす砲弾)を空中で同時に弾着、破裂させ、広範囲の敵を制圧する。


いわゆる『アイアンレイン:鉄の雨!」


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弾着地点は、実戦では約10キロ以上の彼方。凄い!。ちなみにこの場合でも5~6キロはあるだろう!。


次は曳下射撃で各砲(約20門)の射撃方向(照準)を微妙に変えて、『富士山』を描く。凄い!。


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次の写真は89年式装甲戦闘車のミサイル射撃。用途は敵戦車、ヘリコプター、陣地、船(上陸用舟艇:じょうりくようしゅうてい)他。下の写真の耳みたいな所から発射される。



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発射された瞬間。ブレブレッ!(実は違う)。

アナウンス:撃てっ!。

バッシュン!、ゴワ~ッ!


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私:って、何が写っているか解らないじゃあないか。

主人:でも次ぎの写真見て!、その次も、その次も、その・・・。

ショッワ~~~~~ビュッロビュロッ~~~!



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ほら、ミサイルを捕らえたっ!

次も、此の頃はほぼマッハ!、約、秒速三百数十メートル!



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速い!




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アナウンス:だんちゃぁ~く、今、命中!撃ち方止め!・・・。

命中が目で見えて約十秒後・・・、

ドッワ~ン!(雷、花火と一緒。音は遅れて届く・・・)。


主人:煙のある所だよ!約3~4キロ先!、写真巧いだろう。

300ミリレンズに×2テレコンバーターで都合600ミリ望遠レンズで手持ちフィルムカメラで、ISO100フィルムで、絞り込んで流し撮り(ながしどり)。


上出来!('-^*)/。


だって、手振れ防止装置なんて付いてなくて・・・だもんっ!。


私(柴犬の五十六):腹の足しにはならんだろうっ!。

主人:ヴッ、ご尤もで・・・。



じゃあ、またね。

次回は関係者直撃ドキュメントが有るかも!。