其の五十 お晩です 柴犬の五十六です。ご報告が…とバカの主人が申しております。Reスプリンクラー
「当然、今回も『はやぶさ』の件についてだがぁ~・・・」と主人が。ハハハ。
私(柴犬の五十六):「『だがぁ~』って何だっ!。他にまだあるんか」
主人:「あるっ、当ブログは不穏当言葉、放送禁止コード満載の良い加減ブログではあるが・・・、それでもマス○゛ミとの、違いはあるのだっ。」
「それは、書き散らかした件でも必要ならフォローするのだ。」
私:「そりゃ~、ご立派な事で・・・、へッへッへッ。比較されたアッチも大メ~ワクだろう。それで何についてのフォローなんだ?。」
主人:「それはな、其の四十四で書いたグループホームのスプリンクラー設備についてだ。」
「長妻のオッチャンが、去る6月11日(平成22年)発表していた。」
『長妻昭厚生労働相は10日、認知症の高齢者が入るグループホームのスプリンクラー設置への国庫補助対象を全施設に拡大すると発表した。新たに火災報知設備も補助をつける。今夏の開始を目指す。
札幌市のグループホーム火災を受けて設置された厚労、国土交通両省と消防庁との合同会議で同日、決めた。消防法でスプリンクラーの設置を義務づけられていない、延べ面積275平方メートル未満の施設も新たに補助対象とする。
以上、青字強調体部分 コピペ。Asahi.com 6月11日より 赤下線筆者』
主人:「長妻君をはじめ、厚労省、国交省、総務省の木っ端共も漸くオレの言う事を聞いたようだのォ・・・」
私(柴犬の五十六):「キ、キチガイ、お前ぇの言う事を聞いただと!、キチガイッ、バカッ、マヌケッ」
主人:「ハハハ、シャレだよ、洒落。怒んないで、五十六さん。」
「でも、やりゃ~出来るじゃん、って言うより、短期間に良くやって下さいましたよ(^~^)。評価しますよ(僭越ながら)。」
「ご苦労さまでした。マジに。そして、有難うございました。前出の『木っ端』は取り消します、すみませんでした!。」
「因みに、勿論、オレは関係者じゃありません(*^.^*)。」
「んで、言う事聞いて呉れついでにもう一個。ハハハ。」
「寒冷地割り増し交付金も着けて(*^.^*)ネ。寒冷地は『冬季の凍結対策』で、お金かかるから。」
「パタッ」私(柴犬の五十六が倒れる音)。
んで、『八』、じゃあない、『はやぶさ』。
地球出立から、932日目のその日。ラストチャンスまで2分。
はやぶさは淡々と最終シークエンスを行う。そう、後2分少々でミッションの大部の帰趨(きすう)が・・・。
「よし、降下速度は安定している。」
「だが必要なイベントはまだ多いぞ、着陸地点の最終確認、降下速度増速、着陸後のサンプル採取、離陸、地球への軌道指向・・・」
「特に弾丸発射は難しいイベントだ・・・。ほぼ無重力のイトカワでは手荒な事をすれば、弾丸ではなく本体(はやぶさ)が、応力で宇宙にはじき飛ばされる。」
「直径1cmの弾丸を高速で打ち出し、イトカワ地表の砂利を砕き巻き上がった破片を採取する。直径1ミリの物でも上出来だ。」
「いや、今は着陸に全精力を注がなければ」
「先ず、毎秒6センチへの加速。早過ぎれば弾き飛ばされ宇宙に放り出される、遅ければ、着地が不安定になりサンプル採取不可・・・いやっ・・・。」
「いまは大胆に且つ細心になすべき事を為すだけだっ、恐れるな・・・」
「地球より指示された着陸時間は1秒、逡巡は全てを台無しにするだけだっ」
「行くぞっ、加速始め!」
「同時にサンプル採取シークエンスのチェック、採取用弾丸発射装置の機能診断、採取口オープン用意!」
「加速、加速!」
「よしプラス2センチ/秒の加速完了!、加速止め、速度毎秒6センチ/秒で固定っ」
「発射装置機能正常、発射準備完了、採取口扉『開』スタンバイッ!」
「降下、降下っ」
「レーザー測距装置にビームの3本の集束指示!、以降照射を着陸地点の障害物チェックモードに固定」
「測距データ、カメラ画像データ相互チェックをするぞ。リンク開始っ」
「引き続き降下」
「着地面データスキャン完了!、ほぼフラット(平坦)だ、行けるぞ!」
「サンプル採取後直ちに離昇(りしょう)する。離昇プログラム起動急げっ!」
「現在高度80センチ、着地まであと約13秒」
「着地まであと9秒、8秒、7秒、6秒・・・」
「降下中・・・」
「2秒、1秒、今、着地っ、着陸成功!、続いて弾丸発射っ、採取口開っ!」
「採取口閉鎖っ、着地から1秒経過っ!採取口閉っ」
「上昇っ!、化学エンジン噴射っ、離昇出力!」
「上昇、上昇っ」
「このまま地球帰還の軌道に乗るぞっ、軌道計算用『星勢監視装置』起動、位置データをアップロード」
「引き続き上昇!」
「尚も上昇中、軌道変換規定高度まであとわずか」
「星勢監視装置より、軌道変換用データがアップロード、軌道変換諸元確立、軌道変換シークエンススタンバイ!」
「上昇加速終了、軌道変換開始!」
「軌道変換中、もう少しだっ」
「警報っ!、異常発生」
「何の警報だっ・・・」
「機体姿勢異常、マイナスZ軸方向への力が発生!」
「機体内温度異常」
「化学エンジン燃料系統異常」
「何故だっ!、原因を・・・、いや今は軌道変換だっ!」
「化学エンジン(以降スラスタエンジン)異常!」
「太陽電池回路異常!」
「リチウムイオン電池電圧降下!」
「三軸姿勢異常」
「スラスタエンジン用燃料槽(タンク)圧力異常、異常低圧」
「スラスタエンジン機能低下」
「全電気系統異常、電圧降下!」
「クソッ、完全なクリスマスツリー症候群※1だっ!、電圧降下が急で対処が難しい」
「落ち着けっ、対処を・・・、いやっ軌道変換終了確認が最優先だっ!、星勢観測装置のデータのアップロード中」
「続いて軌道確認後『自己診断プログラム』からのデータをアップロード!」
「異常の原因が判明!」
「そっちの解析が先に来たか。なんてこった・・・、機内にスラスタエンジン用燃料の『ヒドラジン』が漏出しているぞっ!」
「スラスタエンジンB系統のヒドラジン供給系の緊急遮断弁、『閉』!」
「軌道変換は終わったか!、電圧が限界だっ」
「残りの全電力をビーコン通信機に集中!、日本に向け発信!、クソッ、通信速度が・・・」
「ワレ、 ハヤブサ・・・、 イトカワヨリ、 リ・リ・ク・・・、 ・・・チ・キ・ュ・ウ・ニ・ム・ケ・・・ ・・・キ・カ・ン・ノ・ト・ニ・ツ・ク・・・」
「だめだっ!もうこれ以上の電圧降下は・・・、スリープ(休止)モードに落ちるぞ・・・・・・」
「嗚呼、地球への軌道に乗れたのだろうか、サンプルは採取できたのか・・・・・・・・・・」
続く
※1クリスマスツリー症候群(クリスマスツリーシンドローム):機器、設備等の運転中に複数の異常個所が同時または短時間に連続して発生し、根本的な対策を立てる事が困難になる状況。米スリーマイル原発事故の際に顕著化した。警報のランプがクリスマスツリーの「電飾」の様に、プライオリティーとは関係なく点灯、点滅する様から名付けられた。
んで、気の毒な(バカ主人に飼われて)柴犬の五十六の高尾山難行苦行シリーズ・・・。+α。ハハハ。
「じょっ、冗談じゃあねぇ~ぞ。おめぇ~の朝寝(殆ど昼寝)のせいでなんで、こんな強行軍(死語?)に付き合わされるんだっ!、ハアハアハアッ」
「次から一人で行けヤッ、ボケッ。」
主人:「いや~スマン、済まん」
「下山したらこんなになっちゃてるし!」
「おめぇ、マスゴミみたいな『実質似非(:えせ:虚偽)』写真をアップするなっ。
空入ってるから、この明るさだろう。実際は登山道はメチャクチャ暗いだろう。」
「だから急がなくちゃ、エホッ、エホッ、・・・」(テコテコ、テコテコ・・・・・)。
麓に下りたら街灯キラキラッ
リュウゾウパパ、ママへ。
「出発時間夏季2h、冬季だったら3h早めますっ。」
次回以降紹介する「難行苦行」これは何処でしょう。
どうして?、ヒントはこれ。