其の四十五 今晩は柴犬の五十六です。忘れちゃいけないのに~と、弩忘れ主人が申しております。ハハハ
東京ヴェルディが、経営不振でサッカー協会の管理下か何かに入ったらしい。
と、主人が…。
主人:「五十六(柴犬の)や、まあ聞いとくれ。」
私:「厭だっ。それよりおやつ寄越せやっ!。それからだったら考えてやっても良いぞ。」
主人:「残念~、在庫切れ、後でマイバスケットでチーカマ買ってあげるから。」
私:「お前の『あとで』とか『今度は』はお化けに会う確率より低いからな、あぶない、アブナイ。」
主人:「ヴッ、反論できん。」
(ホントはチーカマ:人間用貰ったヨ、チーカマ貰ってご機嫌のワタシ)
んで、続き。以下主人。ハハハ。
いまでこそ東京ヴェルディだがな、以前はず~っと『ベルディ川崎』だった。
Jリーグ発足当時、スポンサーも誰も「東京~ぉ、東京~ぉ」となびくが、ホームスタジアムを東京に用意出来なかったヴェルディを受け入れたのは、川崎市だった。
市の予算を使って等々力のスタジアムをJリーグ規格に改修してまで…。そして川崎=ホームタウン時代にベルディは黄金期を築いた。
でも、チームの経営陣は『東京』しか眼中になかった。黄金期にあっても国立競技場での試合を優先し続けた。
等々力スタジアムは半ば『練習場』と化した。挙句の果てに川崎市、川崎市民を見限って、東京へおん出て行った、ヴェルディ…。
そして、今の『落ちぶれ東京ヴェルディ』が有る…。
アレッ、これ書いてて(読んでて)どっか、最近事実上破綻した巨大企業を思い出さなネ?。連想しネ?。
エ~っと、何処だったたかなぁ~、ウ~~~ん…。
ポンッ(アホの主人が、膝を叩く音。by柴犬の五十六)
そ~だよ、鶴丸、2レターコード:JL、3レターコードJALっ!、そうっ『破綻、ずっこけ日本航空』。
おれはなぁ、若いとき全日空系の会社に勤めていたから、何だったて、こいつ等(日本航空)ばっか優遇されてるのか不思議で仕様が無かった…。と主人が。
それで、この本読んでて、改めて、
つくづく思ったけれど…。とも、申しております。㈱新人物往来社刊新人物文庫『海の翼』秋月達郎著
1985年、イランイラク戦争でイランのテヘランに取り残された邦人救出の為の救援機派遣を、労働組合が拒否し飛ばさなかった会社、日本航空。
ナショナルフラッグキャリア(国策航空会社)の癖に自国民救出機を飛ばさなかった日本航空。
因みに(ちなみに)、邦人(現地在住日本人)たちを救出したのはなんとトルコ共和国のナショナルフラッグキャリア、『トルコ航空』機だった。
同じナショナルフラッグキャリアなのにこの違いはなんだっ!。
日航はジャンボ機(ボーイング747型機)を持っていたが、トルコ航空はちっぽけな同727型機しかなかった。
そのちっぽけな飛行機で、無差別撃墜宣言のタイムリミットの迫る中、テヘランに向かって日本人を助けるために飛行する。戦場の空を、志願した乗員が乗った、ちっぽけボーイングはビュンビュン飛ぶ。
「日本人を助ける!、そいつぁ~手荒く素敵で、この上なく光栄な仕事じゃないか。」
「俺たちパイロット、機上整備員(私達:スッチー)は誇り高いオスマントルコの末裔だ。受けた恩は倍にして返すのだっ。」
何故かっ!。
百年前に(当時より)自国軍艦(フリゲート艦:エルトゥールル号)の遭難時、その乗り組み員を現在の和歌山県串本町(串本大島)の島民に救助された恩義をトルコ(政府も国民も)は忘れていなかった…。
その恩返しのためだからだっ!
シマッタ、本の内容を思い出して感極まって、話が脱線してしまった。
ナショナルフラッグキャリアでありながら、救出機は飛ばさん、組合が8組合もあり、バラバラにストを打ち、アッチこっち事業を不必要に拡大し、合理化を忘れ、機材の更新を怠り…(因みにANAは全日空ホテルを売却してまで燃費の良い機材を導入しようとしている)。
そ~言う自分が拠って立つ場所(理念)を忘れた者は碌な事になりはしないのサッ。
アッ、当ブログ「その十三(読んでね)」の「空前絶後」の件(くだり)消しておかなくちゃあ。
それじゃあ、またね。