其の三十一 どうも、柴犬の五十六です。主人が後悔しています。 | 柴犬の五十六と五十六パパのブログ

其の三十一 どうも、柴犬の五十六です。主人が後悔しています。

新年早々、主人が後悔しています。


主人:「エリィちゃんと、キッツワンさんのブログがどっか行ってしまった。」

「エリィに会いたい。お前より」

私(柴犬の五十六):「失礼な奴だな。オレよりエリィちゃんか。」

「大体、お前に飼われたおかげで、オレがこんなに難儀な人生?もとい犬生を歩んでいるのに、それでもエリィちゃんかい。」

「そりゃ~エリィちゃんはオレも好きだけど…。だから気になるなやっぱり、オレも。」

主人:「そ~だろ、気になるだろう。」「年越しの時はチラ見したような気がする…」

私:「チラ見ィ~…、ような気がするゥ~…、ヌワンダト~、何だソリャ。どうしてそう曖昧(あいまい)な表現なんだ?。追求してやる!、何でだ!」

主人:「ウ゛ッ」

私:「何が『ウ゛ッ』だっ。なんで曖昧なんだ、言って見ろ、オイッ」

主人:「いや~実は年越しの時、酔っ払ってた。」

「クリスマスプレゼントのお礼もしてないし。」

私:「べつにぃ~、お前がいつも酔いどれの状態なのは、世界の一般常識、宇宙のコモンセンスって奴だろう!、それと義理欠き常習犯なのは」

「だけど、今回は参っただろう。キッツワンさんの年末のブログを素面(しらふ)でちゃんと読んで措かなかった事を…。」

「お前は、一事が万事その調子だろ。どうだッ参ったか?」

主人:「参りました、反省してます。」

私:「嘘だっ反省なんかしてない。上っ面(うわっつら)だけ取り繕う(とりつくろう)なっ。アホめっ」


「でもナ、いずれにしてもエリィちゃんも、キッツワンさんも達者で居るよ」


と言うわけで私(柴犬の五十六)が、アホの呑んだ暮れ主人に成り代わりお願いしますので、どなたか事情をご存知の方、コメ頂きたくお願い申し上げます。



んで、主人がいま、『トライ娘の鰹節修行』(ホントは22才、24才のトライオネエちゃんだったんだけど)を見終わって、渋谷プラプラしてた姉ちゃんが三泊四日の鰹節製造の修行で、あんなに変われるのかって驚いていました。

「若さって偉大だ、畏怖(いふ)の念すら感じる。」だそうです。ハハハ。


二人初日は、市内から工場まで4キロ歩かされ、ようやく工場へ到着。俄か(にわか)従業員の申し込みOKになって経営者のお宅に泊まり、一緒に夕食を。年嵩(としかさ:年齢が上の意味)姉さんの親父さんは数年前に亡くなり、お母さんも入院中。家族団らんに涙し・・・・・・・・。

翌朝から北京から鰹節作りの研修に来ている中国のお姉さん達に教わりながら鰹節作りの悪戦苦闘が始まって、そりゃ~もう男の主人が見ていて気の毒な程の重労働。

鰹の内臓抜きは若い方のネエチャンはついに出来なかった。


『でもな』って主人が。

若い方のネエチャンは自分の出来ること一生懸命やってたし、二人とも修行初日には、単調で厭で仕様が無かった骨抜きが、研修二日目には楽しくなってきたり(中国の研修の子に『仕事って楽しいでしょ』って言われて)、勲煙(くんえん)の炉の中で中腰で(主人註:これって、しんどい。腰は痛くて、膝ガクガク)煙たくて涙流しながら頑張ったり・・・・・。


三日目若い妹分は緊張の糸が切れて座り込んじゃった。ハハハ。

そしたら、姉貴分が、声かけて気にしてたし、妹分も最終日普通に仕事場に現れて、なんとあの大嫌いな内臓抜きにもう一度チャレンジさせられて、また泣いてた。ハハハって言うかちょっと気の毒。

だけどね、ここで姉貴分が『こうやって、やれば』って教えてた。それでもダメだってなったら、「やっぱりアンタはこっちの仕事の方が」って、他の出来る仕事に行かせてあげた。別に軽蔑するでもなく、威張るわけでもなく。


本当だったら、主人は『オメェ~に指示できる権限は無ェ~』って突っ込みたいんだけど、姉貴分は自然だったし、中国人の先輩お姉さんも「よっぽど、血が嫌いなんだろうネ。」って。こちらも自然だった。

そうだよ、良いんだよ、一度ならず二度、三度トライしてダメならほかの事やればいいんだよ。仕事場に出てきただけじゃなくって、もう一回あの血まみれの鰹の内臓触ったんだもんな。もういいよ。

姉貴分は、自分の役割をちゃんと見つけたしな。


まあ、後はお定まりって言うか涙の別れと感想文シリーズなんだけど・・・・。ハハハ。


『でもさ~』って主人が言ってます。二人ともたった四日で物凄く成長した感じがした。ありゃ~あの二人はった四日の鰹節修行しただけだけど、ちょっとや、ソットの事でめげないようになったんじゃ無いかな。

若いからこそ変われたんじゃ無いかな。若さは凄い。

あとは、変わるチャンスを見つけるか、周りが与えるかだ。鰹節工場のお母さんは心から二人にかんしゃしていたぞ。


私:「それでこの写真は何だっ!」
主人:「お前眼球(がんきゅう)でんぐり返り、白目写真だ。」


isoroku&tsuのブログ


私:「何でこんな写真をブログにアップする?」

主人:「前段で随分おれを遣り込めて(やりこめて:やっつけるの意味)くれたからな、はっきり言うと仕返しだ」

私:「卑怯者!」

主人:「ハッ、ハッ、ハッ。なんとでもほざけ。や~いザマあミロ。お尻テンテン」


「ついでに、これでも喰らえ」


isoroku&tsuのブログ-恥ずかしい

私:「よせ、ヤメロ。ふざけるな」

主人「ヘッ、ヘッ、ヘッ。」「思い知ったか」

「極めつけはコレだっ。この心霊写真だぁ~


「ちょっとって言うか相当怖いぞ」ドクロ



isoroku&tsuのブログ



私:「もうだめだ、ガクッ」

「自分でも怖いィィ~」叫び


おしまい。