其の十七 今日は!毎度っ!。柴犬の五十六です。最近の若い者は、とは申すまじ。
「ひえ~ショックだあ~っ!。」
「ホンゲェ~テレビアニメ、『あたしんち』が終わっちまう~!、ヒエ~~~~っ。」と主人が騒いでいます。
何でか聞いてみたところ、
「単なる一家族のちょっとした出来事をあんなに楽しく描いて、楽しませてくれる番組って最高っ!」
「婚暦は有るものの、ディボース組で、家族持てなかったおれには、ヒーリング番組だったのにっ~ホエ~。」
「あの、たまにしか出てこない、お父さん、それでも存在感凄くて、良いっ」
「マンマタチバナのマナー教室最高、『さあどうざましょ~、さあどうざましょ~』って最高!」
とか騒ぎまくってます。
「知らん!毎度付き合いきれん!」
期待に胸膨らむ私!ってブレブレじゃん。
やっ!これは高級チーズの「明治ィ~十勝ッチッ」だな。
早く寄越せっ。
いつも有難うございます。ご近所の方で主人の泊まり勤務の時とか面倒見て下さってるご家族。主人なんか絶対くれない、高級チーズまでご馳走してくださいます。
で、私(柴犬の五十六):
「タイトルの事はいったいなにが言いたいのだ。マサカ山本五十六さんの言っていた、タブーを犯すつもりじゃないだろうなっ。報告せよ。」
主人:「ヘッ、まだ五十六さん(紛らわしいけど、柴犬の)が上官口調ですか?」
私:「当然だろう、もういっぺん読者の方々に背中の写真を見て貰うか?」「だいぶ毛も生えてきたけどまだ・・・」
主人:「ヒエ~それはご勘弁を」
私「なら文句はないな」
主人『コノヤロウ、調子に乗りやがって・・・覚えてろ』
私「ん、何か言ったか・・・少し聴こえたような気がするが、コノヤロウとか」
主人:「メッ滅相も無い、空耳です。では仰せの通りに」
「では報告いたします。私の言いたいのは、最近の若い人達は気の毒だと言いたいのであります。」
私:「どうしてだ、述べよ」
主人:「運動会で徒競走(古っ~)の順位が無いとか、差別用語としてきつい言葉が使用禁止になっているとか。」
「あと、その一方で商魂たくましいメーカーと、マスコミのおかげで、刺激が強すぎる世の中になっているとか」
私:「脈絡がなく、さっぱり解らん。どう言う事か?」
主人「ハッ、例えば、電車の中のトレインチャンネルで放映されてる『プレステⅢ』の宣伝なんか、私にとっては刺激が強すぎ、不快であります。」
私:「ソニーが嫌いなのか?隠れソニーファンのくせに何言っとるか」
主人:「イヤ、そ~ではなくて、あれが若い人たちにとって『普通』であれば、人間ってより強い刺激を求めると考えますので、次はどんな世界が『普通』になってしまうか空恐ろしくあります。」
「次のステップはシャブとか、命がけのロシアンルーレットの様なギャンブルとか。現に刺激求めて大麻草とか『普通』に栽培しちゃってる人とか・・・、いっぱい」
私:「まだ解らん。もっと身近な喩えはないのか。あと、禁止用語との関連は」
主人:「では申し上げます。ヘッドホンステレオの音量であります。あれと言うのは耳にダイレクトに音が届きます。でも何故か・・・。最初に聞き始めた音量ではすぐ満足出来なくなります。するとまた刺激に『馴れて』しまっている若い人は、更なる『刺激』を求め、より大ボリュームで、さらに大ボリュームで、となります。」
「推測ですが人間の能力と言うのは、一定のキャパシティがあり、聴力なら次図の様な関係が有るのでは?と思います。」
「勿論、私は医者や生物学者、はたまた生理学者ではないので、推測ですが」
って、これまんまエクセルじゃん。セルのラインも入ったまんま。次回から消させます。
「ダイレクトに大音量が耳に届き続けると、身体(聴覚)は刺激に耐えられず、聴覚の神経の感度を落として行きます。んで、最後には難聴の人が一丁上がりっ!てな具合であります。で、この『病気』は大音量で聞かなくなっても治らネぇーって訳で。ヘイ。」
私:「おい、口調が外れてるぞ。『上がりっ!』とか『ヘイ』とか。今度は何口調だ。」
主人:「ヘイッ。ではお大店(おおたな)の主人と丁稚小僧と言う事でお願いいたしやす。」
「それで、旦那様、昔はこう言うのには誠に持ってドンピシャの喩え言葉がありまして、そりゃー『〇ンボ』って奴で、ヘイッ。」
私:「おい、お前さん、なんて不穏当な言葉を使うんだい?。一文字伏字になっているとは云え、バレバレじゃあないかい。今月のお手当ては無しにするよ。」
主人:「いや、それは許してチョン髷だんな様って。じゃなくて、昔は、そういった不穏当な言葉が罷り通っていた分、そう呼ばれたくないから、何かにつけて注意してたって訳で。」
「アッシはなにも、ホントの障害者の方を何とか言うつもりは無いんですよ。ただわざわざ自分から身体の一部を悪くしてるってのは、お天道様に失礼じゃねぇかと思うんですがネ。」
私:「今度は八ッツァン風の物言いかね?、まあでもな、あの隣の車両まで聴こえそうなシャカシャカを心地良いという人は皆無だろうからね。それにしてもなんだか知らないけどお前の頭は大丈夫かい?言ってる事が支離滅裂だよ。」
主人:「そいつァ~言いッコ無しですよ。いつも、知恵と、知能指数に『不自由』してるのをご存知のくせに。」
私:「ああそうだったね。で、徒競走(古っ~)とは何の関係があるんだい?言ってごらん。」
主人:「いえねッ、それはまたちょっと次元の違うっていう話なんでさ。で、脳味噌の能力に不自由してるアッシ(私)にはこの辺が今回の限界って奴で、ヘッヘッ。」
私:「確かにそうだね。いつもお前さんは、脳味噌の能力に『不自由』してるんだったね。ところで火力演習の写真はどうしたい?。ああそうかい。全部じゃないけど現像出来たのが有るのかい。どれ見せてご覧。」
主人:「ヘェ、合点承知の輔っ。」『ケッ“確かにそう”って、実も蓋もない言い方しやがって。いつか覚えてやがれ』
矢印の先っちょ、見にくいけれど、破線赤○の場所が三段山。演習場から3kmもあります。