医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件を受けて、徳田毅衆議院議員は24日午後、伊吹衆議院議長宛に議員辞職願を提出した。
徳田毅議員「国民の皆様に、政治に対する不信を招き多大なるご迷惑をおかけしましたことを、まず最初に心からおわび申し上げる次第です。誠に申し訳ございませんでした」「これ以上、私が衆議院(議員)の立場にとどまるのは、国政のためにも私の地元である鹿児島、谷山、指宿、奄美のためにもならないという判断から、本日、辞職をする決意をしました」
徳田議員の母親や姉らは徳洲会の職員らに選挙運動の報酬を支払ったとして公職選挙法違反の罪で起訴され、徳田議員の姉は、これまで起訴内容を全面的に認めている。
会見で徳田議員は、「私自身の責任も免れない」と謝罪したが、自らの事件への関与については「法に触れるとは夢にも思っておらず関与はなかった」と述べた。徳田議員の議員辞職願は今週中にも衆議院本会議で認められる見通しで、辞職にともなう鹿児島2区の補欠選挙は4月27日に行われることになる。