ピグで一通り遊んだ後は
しっかりと色紙を作成し
今日を迎えました
謝恩会も終わり
研究室で
卒業証書を授与される
ABちゃんと弐号機
そしたら
感極まっちゃって
ABちゃんが
泣き出しちゃいました
それを見たみんなが
『ABさん
泣かないでください』
『ABちゃん
おめでとう』
温かい言葉をかければかけるほど
どんどん泣いていく
ABちゃん
最後は
弐号機としっかりと肩を組んで
男の友情を
卒業おめでとう
最後に
ABちゃんも弐号機も
いそろく研でよかったと言ってくれて
初号機は
嬉しかったです
飛行機の時間も
迫っていたABちゃん
みんなと
まだまだたくさん話したそうだったけど
後ろ髪引かれる思いで
三重に帰ってゆきました
2時間後
初号機のケータイがなったので
見てみると
ABちゃんから
『はいもしもし
どうしたの
『あ、あのオレ
卒業証書
もらいましたっけ・・・』
『え
ないの
』
まさか忘れたの
今から空港行っても
飛行機間に合わないよ・・・
と思っていたら・・・
『いや・・・手元にあるんですけど・・・
記憶がなくて・・・』
無いのそっちーーーーーーーーーーーーーーーー
どうやら
かなり酔ってたので
『卒業証書を手渡された記憶』
がないそうです
『なんだぁ・・・
大丈夫
証拠写真もあるから
ちゃんと送るよ』
『ありがとうございます
なんか
泣いてた記憶と
弐号機と熱い友情を交わしてた
記憶はあるんですけど・・・』
『その二つの記憶があれば
充分でしょ』
『はい・・・
また明日くらいに
記憶の確認の電話するかもしれないです』
だそうです
弐号機はというと
研究室の隅で
死んでます
何はともあれ
いい思い出ができたようで
よかったです
最後にみなさん
気づいてました
実は先ほどのピグ・・・
ABちゃんは羽を持ってて
弐号機は羽子板を持ってたんです
遠く離れても
いつまでも友情を大切にして欲しいと
初号機をはじめ
研究室のみんなの
願掛けです
来年度から
教師として
院生として
頑張ってね
みんな
卒業おめでとう