ある老人が湖で船を浮かべて釣りをしていました。
その隣に見るからに高価な服装をした男が船をつけて釣りを始めました。
「釣れるかね?」と老人は尋ねました。
「ビジネスが忙しくてやっと来られた釣りなんだ!」と男は言いました。
「そんなにビジネスが忙しいのかね?」
「ビジネスは楽しいのかい?」と老人は尋ねました。
「いや、楽しくなんかないさ。
「早く稼いで早くリタイアするために、いま必死に働いているのさ」と男は答えました。
「一生働かなくて良い大金を手にして、どうするんだい?」
「何のために今を犠牲にしてそんなに働くんだい?」老人は不思議な顔で尋ねました。
「何を言っているんだ!お金があれば働かなくて良いんだぜ!」
「毎日こうやってのんびりと大好きな釣りをして暮らしていけるんだぜ!」
男は興奮して、そして怒ったように言いました。
「悪いがのう・・・」
老人は言いにくそうに口を開きました。
「わしはお金など全くないが、毎日こうして釣りをして楽しく暮らしておるんじゃが・・・」
「わしのような暮らしがしたいなら金など要らんと思うんじゃが・・・」
男は自分の人生の目的に対する、現在の手段がいかに間違っているかを初めて知ったのでした。
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この寓話が大好きです。
目的を決めてから手段を選択する。
自分の幸せを定義して、そこに見合った道を歩む。
「幸せ」って自分が定義づけるもの。
万人に共通のものではない!
僕は「幸せの定義づけ」を毎年更新します。
年始の大事な作業のひとつです。
世の中で標準化された生き方に流されない。
「幸せ探し」をし続けるほど、不幸なことはないから・・・
「幸せ」はどこか遠くにあるのではなく、「いまここにある」もの!
今日も良い一日でした。
晩酌して、好きなTVをみて、読書してバタンキューです(^◇^)
僕が望んだ幸せのカタチです(笑)