どのタイプの指揮官か? | いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

いそりんの「NO LIMITS」     ~限界を打ち破れ~

「積小為大」
~ コツコツと小さな一歩を積み重ねる ~

プロ野球も大詰めを迎えました。

わが広島カープは結局負け越しで終わりました。

まあ、らしいと言えばらしいのですが・・・


よく自分を経営者としてプロ野球の監督に比してみます。


お調子者の中畑か?

爽やか路線の原・栗山か?

激情型の星野か?


いやいや、きっと僕は野村・落合タイプだと思います。

特にノムさんの考え方や手法には考えさせられることが多いです。


ノムさんは著書でも述べていますが・・・

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし!」が持論です。


僕もいつもスタッフにこれを繰り返し伝えています。

ラッキーで仕事が上手く行くことはあっても、失敗する時は必ず原因があります。

それをアンラッキーで済まそうとするからいつも僕に怒られます。


失敗には必ず原因があります。


古田捕手は現役時代、攻守交代でベンチに帰ってくるのが憂鬱だったそうです。

野村監督の横に座らされ、「あの配球は何でや?」と逐一やられるからです(笑)

「いや、何となく」なんて答えようなら「バカヤロウ!」と怒鳴られたそうです(笑)

とにかく気が休まらず胃が痛かったそうです!


僕もよくスタッフに聞きます。

「どういうつもりであういう発言をしたの?」

「症状が強いのに、今週もう一回呼ばないのは何で?」


スタッフはキチンと説明できないと「バカヤロウ!」と怒られます(^_^)/~

似ていますよね・・・

やっぱりスタッフも胃が痛いのでしょうね(笑)


ただ、これでも心掛けていることがあって・・・

失敗する確率が高いものだけ、あらかじめ聞くようにしています。

そしてキチンと「こういうつもりでこうしました。」と言うならば黙って見守ります。


スタッフは僕に呼ばれるとドキッとするでしょうね!

でも、自分の言動に「根拠」を持つように習慣づいてくるはずです。


僕もノムさんのように、その時は嫌われても良いと思っています。


いつか、「あなたの恩師は誰ですか?」と聞かれた時に・・・

「あの時は辛かったけれど、いそりんのお陰で今があります」と言われれば・・・!


どこに行ってもやっていけるようになって欲しい。

良い所で経験を積んだねと言ってもらえるように・・・


阪神や楽天のように・・・

必ず花開く時が来ると信じています!