僕は日本酒は飲まないようにしている。
何度かひどい目にあった(あわせた?)ことがあるからだ。
起きた時に「今度こそ出家しないといけない!」と何度か思ったものだ・・・
正確に言うと現在はこの酒だけは飲むことがある。
自分へのご褒美にたまに飲む。
詳しくはhttp://ameblo.jp/isorin-blog/entry-10881391638.html
この寺田本家という酒蔵の当主だった寺田啓佐さん。
先日、60代の若さでお亡くなりになりました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
寺田啓佐さんの著書がこちら。
- 発酵道―酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方/寺田 啓佐
- ¥1,575
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僕はこの本から色んなことを学びました。
簡潔にまとめると・・・
菌を勝手に悪者と決めつけているのは人間。
菌には菌の役割があります。
清潔・潔癖主義の現代ですが、菌を廃除するのではなく共生することが大事。
麹を中心に身体に菌をうまく取り入れることを説いています。
確かに、潔癖主義の奥さんも自分の口や皮膚の常在菌を見たら失神するな(笑)
物凄い数の常在菌が我々の体には共生しているのです。
ところで、僕はまったく病気をしません。
よく患者さんにも言われますが、この7年間くらい寝込んだことはありません。
それは多少体調が悪くても薬を飲んだりしないからです。
菌を薬で殺さず、うまく身体に取りこんで免疫を作ります。
そうやって段々身体が強くなっていくのです。
普段から発酵食を体内に取り入れているのも健康の秘訣でしょう。
手前味噌や納豆、漬物をふんだんにとっています。
菌を廃除するのではなく共生する。
翻って日常生活に落とし込むと・・・
自分に都合の悪いものや苦手なものでも、廃除しないでうまく折り合う。
自分にとって実は必要なものなのかもしれません。
そうすることでワンランク上の強い自分になれる。
そんな気がします。
寺田啓佐さんの「発酵道」
読んでみてください。