5月中旬に田植えをして・・・
途中で台風に吹っ飛ばされながら・・・
ついに今年の新米を収穫し終えました。
パチパチパチ、自分をほめてあげたい!
そして何より大いなる自然に感謝したい!!
今日は最後の詰めの作業になりました。
ハサ掛けをしたけれど、内側と外側で乾燥具合が違うので・・・
ブルーシートを使ってまんべんなくお天道様に当てます。
今日は計ったように晴れてくれてやはり感謝です。
われわれのような週末農はワンチャンス逃すと大変なんです。
これは「唐蓑」と言って人力でハンドルをガンガン回し、
その風力を使ってゴミを飛ばす機械です。
嫌な上司の名前などを叫びながらやると効率が上がります。
その後はお世話になっている農家さんのお宅にうかがい、
最後の仕上げの作業の籾すりをして貰います。
さすがにこれは大型の機械でお願いしてやってもらいます。
どうですか!!!
収穫量にして玄米換算でおよそ75kgくらいかな?
今年はこの辺の農家さんも一反で6俵くらいと言っていたから
ちょうど同じくらい採れたということでしょうね。
これで来年しばらくのお米は確保できました。
来年の食い扶持を確保することが出来たのは、何だか男として、
いやもっと言えば「オス」として、大きな自信になった気がします。
うん、豆の色の濃さが全然違う。
今の野菜は「F1種」といって品種改良を重ね、収穫が安定する様に
色や形が整いやすくされている代わりに、一代限りの命だそうです。
つまり「いのち」を頂くのが食の基本ならば、大きく目的が違います。
「手段」が優先され、「目的」を失っています。
うちの稲も大豆も「在来種」と言って「種」を受け継いできたものです。
だから緑の色が全然違いました。「いのち」が濃いんです。
ついついビールが進んでしまったのも僕のせいではありません(笑)
でも色んな人に助けられながらでしたが、素人でも米を作れること。
そして「願いは口にしていれば叶う」と言うことを再確認しました。
思っているだけではまだ足りないんだと!
関わってくれた全ての人に・・・
そして厳しくて優しかった大自然に・・・
心から感謝します。
どうもありがとうございました。
そしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。