ネパールが日本に追いつくには
200年くらいかかるだろう

と、現地の人が言っていました
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それは建物や道路もですが
人の考え方や行動も
変わっていくには200年かかる
という事らしいです
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土でできた家や
舗装されてないホコリまみれの道路
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砂まみれの子供たち
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確かにポイ捨てや
その辺に唾を吐く行為が
たくさんありました

人の意識から変えていくには
長い時間がかかると言う
現地の人の意見も納得できました


しかし街の人を見ていると
うらやましい程に良い所がありました

200年たって経済や建物が
今の日本のようになっても
変わったり失ってほしくない
ネパール人の良い所が
たくさんあったんです
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MAHATの家も、
MAHATが家を出て日本へ行った後
捨て子を迎え入れて
成人まで育てていたという事を
今回の旅ではじめて知りました


ある程度決まりもないといけませんが
法律という名のもとに
完全にロボットのように
整理整頓されて生きると
感情がなくなります

感情がなくなると
人は人でなくなります

うつ病が増えたり
自殺者が増えたりします

感情はコントロールする事が
大事であって
無くしたら大変です
規則に縛られて自分を無くしては
本末転倒です

嫌な事は嫌!と言えず
あとになって影でコソコソ
愚痴を言います
それがさらにその人を下げるのです

魂の抜けた目をして
みんな下を向いて歩いている姿が
日本人のイメージです


ネパールの人達は眼力が違います
下向いてる人なんてほとんどいません
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日本だと
「なに見てんだ!」と
喧嘩になりそうな程
眼力が強いです

でも
「ナマステ~」と一言いうと

コワモテの顔した人もみんな
「ナマステ~」と笑顔になります




どんなに文明や人間が進化しても
なくしてほしくないネパール人の
いい所は数多くあるのです

街や道路が綺麗になる分
人が汚れるのはつじつまが合いません


我々は
言葉、食文化、信じてるものに
たくさんの違いがあります

それぞれに
良かったり悪かったりがあります

それをどうにかせぇ!

と言っているのが神様です

「補い合わないとやってけないんだよ」
ということです
だからこんなに違いがあるのです

変なプライドが
戦争を起こすこともあります

人が決めた法律というのは
神様が変える事はできません

人間が作って、
人間が裁かれているだけです

自分が死ぬ時
これで良かったんだ!と
畳の上で大の字で死ぬには

自分の感情も
必要なのだと思います
それが人間だからです



黙っているのがエライ
黙っているのが大人と
無理してあまりに
自分を抑えすぎていると
感情を無くします


100点じゃなくていい

不備があってもいい

だけど一生懸命生きる


それが本来の人間の姿のような
気がします。


MAHATに会わなければ
ネパールという土地に行く事も
なかっただろう・・

行けて感じる事ができて
本当によかった、ありがとう。

そして一緒に行けた仲間たち
哲平、修平、上地、ありがとう。

さぁ、気合いいるっぞドンッ
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