別プランらこちら
乗馬です








酔ってる人が乗ったら
もうおしまいです

年功序列であたしゃ
ホワイトホースに乗せてもらいました
先導するのは地元の子供たちです
道なき道を地元ノリで
案内してくれます

みんな必死です

最初僕らが登場したときは
外国人が来た
くせえ


馬に乗りに来たんだとなると
一生懸命稼ごうと目の色が変わります
僕が感じたのは
この年から自分たちで
稼ごうとする力です
僕らは小中高と学校へ行って
ようやく社会へ出ますが
中退してもそれだけ早く
社会へ出たと考えれば、
社会人としては先輩です
ここの子達には
受験戦争なんて関係ありません
でも精一杯生きてます
生きる為に一生懸命働きます
僕の隣にいるこの子は
タクシーの助手をしています
学校へは行ってないのか?
と聞くと
急に元気がなくなり
泣きそうになってました

彼は17歳
親がいなく家もない
寝泊まりはこのタクシーの中
政府が面倒を見てくれる国ではない
とMAHATは言ってました
そしてこう言ってました
「でもこの子はたぶん
親を恨んでいない、
自分がどれだけきつくても
親が病気したり不自由になったりしたら、自分の欲は捨てて親の為に働く
ネパール人はそれだけは絶対!
それが良いか悪いかは
わからないけど
僕は良いと思っている。」
と言いました
親がいなくてタクシーで
寝泊まりしながら働く少年が
これだけ強い眼差しで生きています
ちょっとの事ではめげないでしょう
僕は涙が出そうになりました
同情ではなく
生き抜いてやろうという
こいつのクソ根性に
胸が熱くなったんです

17歳の彼に僕は
ちょっとHな話を聞かせました
すると年頃の彼は笑っていました

何故だか笑顔が見れると
少し安心するものですね
今度から吉本のステージに立つ時も
人を笑わせる素晴らしさを持って
立てそうです

国によって環境も生き方も違いますが
どの国にも言える事は
人を動かすのは
強い信念と行動力だと
この国に来て肌で感じています
自分もダンスという
世界ではありますが、
人にものを見せたり
教えたりする立場です
この先めげそうな時
踏ん張りがききそうです
17歳の少年にも負けてられない
心からありがとう

ネパールの旅はつづく・・・