大阪で結婚式の余興に
出させてもらって来ました

尊い場にご一緒させてもらい
フラストレーションを高めて
東京に帰ります

大阪の街です
僕は昔大阪に住んでいました
ちょっと今日は
自分を振り返って
自らに言い聞かせてみようと思う

18歳の僕は
大阪ドームのこのへん

弁天町て所に住んでました
移動は全てチャリ

ベイサイドジェニーまで20分
アメ村までも20分
家賃67000円の
六畳一間に住んで
道頓堀のくいだおれ人形の
真向いの美容室で働いていました
はじめてもらった月給は
90000円

目の前に90000円があると
なんだかお金持ちな気分に
なりましたが、
家賃と電気、ガス、水道を払うと
一万円くらいしか残りませんでした
日割りにすると
一日に使えるお金は
1000円を切りました

買い物なんてもっての他、
当時の彼女に牛丼の一杯も
おごってやれなかった事を
悔しく思いました
ダンスというものは
体ひとつあればできるもので
それが僕を救ってくれました
思春期の、欲しいものが
沢山あるような時代に
あらゆる欲を抑えて
ダンス一本に打ち込んできた事を
誇りに思って生きて行こう!と
ある日、
群青と話した覚えがある
それが良かったか悪かったかは
人それぞれ解釈があるでしょうが、
僕は良かったと思っている
元はと言えば一日1000円の男
失敗してもそこに戻るだけ
もう知ってる、あの世界
世の中は何とでも言う
だけど言うだけで何もしない
だから大丈夫、お前はやれる
だってやってきたんだから
またやればいい
それよりも挑戦しなくなる方が
よっぽど問題だ。
いくつになっても
苦しみから逃れる事はない
苦しみのない世界は
修行のない世界
変なプライドは捨てて
いつの日も歯を食い縛って
前へ進もう、
そうでないと
「感謝」ってわからない
いまお前が好きな仲間たちと
一緒にメシが食えるのは
少しの努力と
みんなの支えがあったからだ
お前が昔
彼女に牛丼の一杯も食わせて
あげられなかったのは、
単に手取りの給料が
少なかったからだけではなく
そもそも支えてあげられるだけの力と
彼女への感謝が足りてなかったからだ
お前が何かを言いたい時
世の中が耳をかさなかったのは
モノを言うだけの説得力と
相手への敬意に欠けていたからだ
僕はいつの日も
未来のキミへ挑戦状を叩きつける
1番大きな敵はキミだと
わかっているからね
なかなか事が運ばなくて
腐ってしまいそうな時は
また思い出そう、
元はと言えば一日1000円の男
失敗してもそこに戻るだけ
1000円で買えない買い物を
してきた事に気が付くための
数年間
それを無駄にしないように

今より若い時代は無い

今が1番現役

今日もキミのもとへ
僕はまた一歩近づく


独り言に最後まで
つきあってくれてありがとう
