人気シリーズ
幼馴染、
井手しゃんが書くリアル昔話
↓井手しゃん日記より↓
むかーしむかーし
僕とイソップが中学生の頃のお話
イソップは僕達の秘密基地には一切関与してなかった。
そのイソップが1人で基地を作り
僕を招待してきやがったんです
(たしか地元の全く使われていない古い空き家だったと思います)
イ)俺も基地作ったけん
学校終わったら遊びにこいやん
それを聞いた俺は心の中で
フッ・・・言ってることが笑える…
俺は基地作り名人だぞっ
・・・
お前は新人だろうがっ
・・・
この場合、遊びに来て下さい、か、
僕の基地を見てもらえませんか?
だろうがっ
・・・
よーし、遊びに行ってダメ出しして恥かかしてやるかぁ…
って思いながら笑顔で
井)うん
行く行くー
こうして僕達は学校が終わってから
行く事になったのです

チャリンコで
キィー
カチャン
ハァ・・ハァ・・ハァ
井)ここかぁ…
イ)そう、ここの屋根裏
井)えっ、部屋の中じゃないの?
イ)屋根裏ばい
井)秘密だなぁ~
とか言って、いざ侵入
家は一階建てで作りも古くだいぶ前に建てられたもので、天井の板も薄いんです。
天井の板を一枚外してよじ登る…
屋根裏へ到着

俺、なめてました…
良いんですよ
実に良い
空間が広く、立って歩く事ができて、隙間から差し込む光がまたちょうど良い
歩く時は天井の上を歩くと薄い板一枚だからバキッ
と穴が空いてしまうから、
柱が通っているのでそこを伝って歩くんですが、気分は忍者で凄く面白かった

坊主忍者只今参上
そんな事をほざきながら
太い柱を平均台みたいに
スタスタスタスタスターッ
帰り出口まで行くには
最後に太い柱を一本渡らなければなりません。
ここからですよ・・・
あんなにさっきまで楽しかったのに…クソがっ…
イソップが先に渡って下に降りかけていたんです。
僕があとを追っていたら、
ツルンッ
ボゴンバキバキッ

んっ
一瞬何が起こったのか分かりませんでした。二回ほどまばたきパッパッです
そして自分の状況に気づいたんです
僕は足を踏み外して落下した、、、
そして天井を突き破り
脇の所で止まってました。
想像してください
体は上半身が屋根裏、
下半身が天井から足突き出ている状態です。
脇から上は屋根裏、
脇から下は一階の空中…
もう俺ハ゜ハ゜ハ゜パニックですよ
頭ん中、落ちる、落ちるの一言ですよ
うわぁー
たすけてー
って手足バタバタして
空中走っているかのように・・・
で、僕は助けを求めるかのようにイソップを見たんです
そしたら、あの新人っ
うわっはっはっはっは~

大爆笑してるんですよ
助けようともせずに…
イソップは一階に降りかけてたんで、あいつからは僕の上半身も下半身も見えてるんですよ
上見てうわっはっはっは~
下見てうわっはっはっは~
あの飛び出した目玉で・・・
俺、必死ですよ
1人で
空中走ってるんですよ
1人で
助けに来ないから
俺完全に孤独のランナウェイですよ
結局なんとか自分で這い上がって
無事に家に帰れたんですけど…
友情?
なんだそりゃ?
忘れねぇぞISOPP
(井手しゃん日記より)

幼馴染、
井手しゃんが書くリアル昔話

↓井手しゃん日記より↓
むかーしむかーし
僕とイソップが中学生の頃のお話

イソップは僕達の秘密基地には一切関与してなかった。
そのイソップが1人で基地を作り
僕を招待してきやがったんです

(たしか地元の全く使われていない古い空き家だったと思います)
イ)俺も基地作ったけん
学校終わったら遊びにこいやん

それを聞いた俺は心の中で
フッ・・・言ってることが笑える…
俺は基地作り名人だぞっ

お前は新人だろうがっ

この場合、遊びに来て下さい、か、
僕の基地を見てもらえませんか?
だろうがっ

よーし、遊びに行ってダメ出しして恥かかしてやるかぁ…
って思いながら笑顔で
井)うん


こうして僕達は学校が終わってから
行く事になったのです


チャリンコで

キィー
カチャン
ハァ・・ハァ・・ハァ
井)ここかぁ…
イ)そう、ここの屋根裏
井)えっ、部屋の中じゃないの?
イ)屋根裏ばい
井)秘密だなぁ~
とか言って、いざ侵入

家は一階建てで作りも古くだいぶ前に建てられたもので、天井の板も薄いんです。
天井の板を一枚外してよじ登る…
屋根裏へ到着


俺、なめてました…
良いんですよ


空間が広く、立って歩く事ができて、隙間から差し込む光がまたちょうど良い

歩く時は天井の上を歩くと薄い板一枚だからバキッ

柱が通っているのでそこを伝って歩くんですが、気分は忍者で凄く面白かった


坊主忍者只今参上

そんな事をほざきながら
太い柱を平均台みたいに
スタスタスタスタスターッ

帰り出口まで行くには
最後に太い柱を一本渡らなければなりません。
ここからですよ・・・
あんなにさっきまで楽しかったのに…クソがっ…
イソップが先に渡って下に降りかけていたんです。
僕があとを追っていたら、
ツルンッ
ボゴンバキバキッ


んっ

一瞬何が起こったのか分かりませんでした。二回ほどまばたきパッパッです

そして自分の状況に気づいたんです

僕は足を踏み外して落下した、、、
そして天井を突き破り
脇の所で止まってました。
想像してください
体は上半身が屋根裏、
下半身が天井から足突き出ている状態です。
脇から上は屋根裏、
脇から下は一階の空中…
もう俺ハ゜ハ゜ハ゜パニックですよ

頭ん中、落ちる、落ちるの一言ですよ

うわぁー


って手足バタバタして
空中走っているかのように・・・
で、僕は助けを求めるかのようにイソップを見たんです

そしたら、あの新人っ

うわっはっはっはっは~


大爆笑してるんですよ

助けようともせずに…
イソップは一階に降りかけてたんで、あいつからは僕の上半身も下半身も見えてるんですよ

上見てうわっはっはっは~

下見てうわっはっはっは~

あの飛び出した目玉で・・・
俺、必死ですよ


空中走ってるんですよ


助けに来ないから
俺完全に孤独のランナウェイですよ

結局なんとか自分で這い上がって
無事に家に帰れたんですけど…
友情?
なんだそりゃ?
忘れねぇぞISOPP

(井手しゃん日記より)