まだ世の中が、ファミコンの矩形波の曲に浸っていたとき、セガはPCMでの合成音をクリエイターへの使用を許していたんだね。大盤振る舞いだね、セガ。

作曲者は、林克洋氏でした。

良質の音にだまされる耳を持っていると、音楽の本質をつかむことはできない。
かといって、PCM音源などのサンプリング音源を利用してもオーケストラヒットの多用ではつまらない。

ちなみにファミコンは、ファミコンなりのギブズ現象の色づけ・性質が万人受けするものであったと思うし、三角波をベースに用いることが出来たというアイディアもよかったと思う。

カルテット・オリジナル音源


【セガ】カルテットとSDIのアレンジBGM



ちなみにですよ。
MSX色の音を聞いてみたいという方がいらっしゃいましたら、下記の動画の後半に古代祐三氏作曲のもののMSX原音再生が入っていますね。スネアドラムの音の質が違うと全く違って聞こえますね。



さらにですよ。
マーク3での音源のもあったので追加。これは、まさにセガマーク3


こちらだとゲーム効果音で、マイナスワンになってしまってます・・・



またさらに。
任天堂DSでカルテット、という組み合わせ。音源の違いがさらに体感?出来ます(笑)



これは、アーケード機を自宅で?



今日始めてアクトレイザーのゲーム画面を見ましたw
スーパーファミコンの音源です。古代祐三氏作曲



音楽ってのは、曲の本質をつかむのが大切であって、バッキングが多ければよりいいでしょうけど。
そりゃ、サンプリング周波数が高いほうがいいし、DATよりレコードがいいし、波動スピーカーであればなおいい。最終的には生音がいい。

でも。
悪い音源で(悪いという表現は間違いかもしれないが)聞いて、そこから、音符まで遡って(さかのぼって)、元作曲者の意図を感じられる、そういう聞き方が一番いいと思うな。


WindowsMediaAudioで始まっても・・・